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    Lemonn

    Lemonnです!
    色んな絵やイラストや落書きを描いてます!
    最近は多分主にシンレナです。
    偶に別ジャンルもあるのかもしれません。
    宜しければツイッターの方もどうぞ!
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    Lemonn

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    新年ネタのシンレナです。
    自分で書いて自分で翻訳してます。

    無題玄関からチャイム音が聞こえた。
    誰かがそれを鳴らしていた。
    セオは何も考えずにソファーから立ち上がり、玄関へと向かった。
    「やっときたか、まったく」

    かちゃと。
    玄関を開けた。

    「悪い…少し遅くなった」
    家の外、扉の向こうに立つシンは小さな袋を持ったその手を軽く上げた。とてもきれいで丁寧なものだとは見ればわかる。
    「…ものまで。そこまでしなくてもいいのに」
    とセオはまんざらでもなさそうに言う。

    「本当にすみません…12時と、約束したのに」
    シンの横に立つレーナも何やら申し訳なさそうに。
    外でも堂々と手を繋いでる二人も、どうしても目を惹きつけてしまう銀色の二つの指輪も相変わらず眩しい過ぎて

    まったく、目がやられそうだ。

    とセオは密かに思っていた。
    速く二人を家の中まで案内して、適当にソファーに座らせた。

    「ねえライデンのところは?もう行ってきたの?」
    セオがそう聞くとシンがだんまりして何故かレーナは気まずそうな表情だった。
    「えっなに?まさか、まだ行ってないの?」
    「まだ」
    シンは小さくそれに答えた。
    「なんでなの?」
    「あの、セオのところがもっと近かったので!」
    何故かレーナが急に慌てて割ってきたけどシンがそのあとに追う勢いに
    「レーナが服を何着も着ては脱いだり、意見とか聞いてきてもどれもダメって言うからだろに」
    「ちょ、シンっ!」
    「レーナは何を着ても似合うのに。困ったものだ」
    「なっ、シンっていつもそんなんですから…!シンがいつもきちんと意見をしてくれないからいつもこんなに時間かかったのに!」
    「…どれも本心で言ってるのに信じてくれないレーナもどうかと思うのだが」
    むっとなって、顔を真っ赤に染めて俯いてるレーナと、非常に分かりやすく甘ったるい視線で彼女を見ているシン。

    「まったく。ライデンママ泣くぞ」
    「そうだな…手土産にもう一箱ティッシュも加えてやるしかないな」
    無表情で全く良心がない言葉を発す彼を見てセオは思わず心の奥で一息吐いてしまった。

    もういいよ。
    シンも変わってないな。

    そもそもさっきから何を見せてくれてるんだよ。こっちの身にもなって欲しいよ。


    「そう言えばさ、もう結婚してそろそろ三年も経つのに、まだその気じゃないの?」
    その質問に少しも驚かず、シンはこちらに視線を向いた。
    「家族を増やしたいのはやまやまだけど」
    「いまのおれは、まだ二人の生活を、時間をちゃんと享受したい」

    「そうなんだ」
    少し不可解にも思えたけど、セオはシンの考えてることにちょっとはわかるつもりだ。

    シンは誰よりも家族を欲する。
    子供とレーナの間に、彼はレーナを選んだだけ。
    もっとも、彼の中にレーナは何とも天秤にかけれるではない。決してだ。

    少しばかり雑談をして、そろそろ時間になったらライデンのところへと急いで向かわせた。
    この二人に会えるのは、きっとライデンも楽しみなんだろうな。
    あれ以来、自分たちは毎年の新年でしか会えないから。

    当然。
    自分も期待してないとは言えないのだけれど。


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    親戚の家に挨拶しに行くときにピンと閃いたシンレナです。
    きっととても幸せそうに見えるはずですよね…。





    【中国語原文】


    叮咚。
    聽見門鈴聲,賽歐想也不想就從沙發上站了起來向大門走去。
    “該是他們終於來了。”
    咔嚓。
    打開了大門。

    “抱歉,遲了點”
    站在門外的辛的舉起了手上拿著的小袋子。看起來很細緻的包裝。
    “人來就好了幹嘛還帶東西”
    賽歐不厭煩的說著。
    “真的很抱歉...說好12點的”
    一旁的蕾娜也看起來很抱歉的說著。
    在門外光明正大牽著手的兩人還有銀色的對戒還是一如既往的耀眼啊。
    真是快瞎了。
    賽歐默默地在心裡想著。
    快快把他們倆領進了屋子,請他們坐下。
    “萊登那裡已經去了?”
    賽歐這樣問道,辛不說話倒是蕾娜看起來有些許尷尬。
    “怎麼...難道還沒去嗎?”
    “還沒。”
    靜靜地辛接上了。
    “為什麼?”
    “那個,賽歐的地方比較靠近所以...”
    “因為蕾娜換了好多套衣服都不滿意。還讓我給意見”
    “等...辛!!”
    “明明蕾娜穿什麼都適合。真是頭疼”
    “辛你總是這樣...老是不好好給我意見我才花了這麼多時間的!”
    “明明我說的都是事實...你卻不相信”
    說是這樣說,但是明眼人都能看到辛用著一種寵溺的眼神看著蕾娜,蕾娜也紅著臉不敢望過來。
    “真是...這樣的話萊登媽媽可會哭啊”
    “那就只好...給他在多帶一盒紙巾做手信了”
    看著面無表情說著沒良心的話的辛想著真是夠了。
    怎麼不想想一直被你們餵狗糧的我的感受。

    “說來,你們都結婚近三年了還沒打算嗎”
    “雖然我也很想要再添加家庭成員...”
    “但我現在還是比較想要好好享受兩個人的生活”

    “是嗎”
    賽歐雖然不解但是卻也明白辛的心思。
    辛比誰都渴望家人。
    或許在蕾娜和孩子之間他選擇了優先蕾娜而已。
    閒聊了一下,差不多時間了就速速趕了他們去萊登那裡了。
    萊登應該也很期待見到他們倆吧。
    每逢新年才能見到面。
    當然
    也不能說自己並沒有期待。

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    拜年的時候突然想到拜年辛蕾。
    應該會看起來很幸福的二人。
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