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    ゆうりん

    FF7のザクレノ、他にも色々。

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    POIPOI 37

    ゆうりん

    DONE春のザクレノ現パロの続きです。
    レノは桜の精。ザックスは大学1年生。
    【桜が散る頃には】



     桜の花びらは地面に全て舞い散り、若葉が新緑に変わる頃。
     葉桜の並木道に変わってしまった光景にザックスは呆然と葉桜を見上げる。
     何度呼びかけても、並木道を探し回っても赤い髪の青年レノは姿を現さない。

    「あの時…冗談で桜の精って訊いたのに、マジだったのかよ!」

     薄々感づいていた。レノと逢えるのは決まって、咲き誇る満開の桜並木だけだったから。
     それが途端に確信に変わると胸が締め付けられるように痛い。無意識に胸元のシャツの袷を握り締める。

    「来年…桜が咲いたら必ず逢いに来るから!待っててくれよ。桜の精レノさん!」

     周りが一瞬ざわつくほど大きな声で宣言して、ザックスは自転車に跨り、ペダルに足を掛け漕ぎだした。





    『バーカ。声でけぇよ。聞こえてるっつの。』

     ザックスが去った葉桜の並木道に姿のないレノの声が静かに響く。

    『…期待、してもいいんだよな?約束…逢いに来てくれよ。』

    『オレのことが見えるのは、お前だけなんだよ…ザックス。』

     レノの願いにも似た呟きは、春風に吹かれて攫われた。

     この願いがザックスに届くように。レノは祈りなが 513

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    DONEヴィンクラ
    初めての事後の後の話。
    上の話はピクスケであげたから割愛w

    完成しました^ - ^
    ん…?


    久しぶりに深い眠りについた気がする。

    そういえば昨日、関係を持ったんだったか…
    ーー、そんなことを思っていた時だった。

    足元に生暖かい感触が漂ってくる。
    まるでそれは人の体温に近い。


    俺はハッとして状態を起こすと、
    隣にいるはずの彼を探して、声をかけた。

    「ヴィ、ヴィンセント!?どこに…!」
    叫ぼうとしたが、
    それは彼の声で遮られる。
    「大丈夫だ、油断しただけ…」

    そういう彼の口には吐血した後が見える。

    「ヴィンセント、大丈夫なのか⁉︎」
    ヴィンセントは肩で息をしていて、俺の足元あたりで蹲っている。
    足元に感じた生暖かい感触は
    ヴィンセントの血だったのだ。

    「月に一度くらい、あるんだ…
    全身の血を入れ替えるという生理現象がな。

    だが、今日はちょっと深く眠りすぎたせいか、その状態になるのに気づけなかった、すまない。」

    ヴィンセントはクラウドを驚かせた事を詫びた。


    「無事ならいいけど…」
    クラウドはヴィンセントの背中をさする。

    「クラウド、あまり私に近づかない方がいい。
    この状態の時に誰かを部屋に入れたことはない。
    何が起こるか、わからないぞ。」


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