朱斎家(その後)朱斎家
【高御掬び】が終わり、長子で長女である朱斎華瑠が殉職。
直ぐさま彼女の双子と弟である、雪(雪希)が探されることとなった。
しかし彼も彼女と時を同じくして、【高御掬び】にて殉職しており、捜索は困難を極めていた。
そんな中【天地神明】にて、自身の家も被害を受ける。
これ以上の雪(雪希)の捜索は困難となり、彼の捜索は打ち切られ、家を立て直すことが優先された。
−それから2年−
ある程度の建て直しを終えたあと、当主から一つの提案がされた。
「双子の兄弟を養子に迎えよう」
【双子】で迎えると言うことに、反対の意見を持つものもいた。
しかし「一人だけでは、もしもの時にまた養子をとらねばならない。ならば最初から双子でとり、いざという時の代わりをおいておくのが良いだろう。…それに二人を競い合わせ、より優秀な方を時期当主にすれば良い」現当主のこの一言で、双子の兄弟が、朱斎家の養子に迎えられた。
当時、双子の兄である灯咲(ひさき)、弟の(祈更(きさら)14歳。
−それから8年(天地神明より10年)−
朱斎家は兄の灯咲が、次期当主となることが決まった。
ある日、大鳥居が再び建築られた日から見えるようになった、分霊を対処する組織が作られた。
【暁星】
「たまには朱斎家の役に立ったらどうだ?」
その一言は、彼にとっては「命令」と等しいものだった。
そうして双子の弟である朱斎 祈更(あかとき きさら)は、【暁星】のドアを叩く。
朱斎 祈更(あかとき きさら)
年齢:22歳
性別:男性
所属:暁星
役職:盾
武器:日本刀
朱斎 灯咲(あかとき ひさき)
年齢:22歳
性別:男性
朱斎家、次期当主