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    ともそ

    @cbcyone

    スタオケ、下天や遙かの絵置き場です。
    普通にネタバレあります。

    https://www.pixiv.net/users/3298573

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    ともそ

    ☆Тайно следовать

    狼男銀河さんかわいいけしからんのでSR出て

    #スタオケ
    ##スタオケ
    ##銀河

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    k_ikemori

    Траур遙か7_大七で父親に会いに行った帰りすっきりした顔の大和は、本当に憑き物が落ちたような顔で上機嫌で隣を歩いている。
    「ねえ、大和。本当に持ってくるものなくてよかったの?」
    育った家に戻らないと宣言した上で出てきたのに、大和の手には何もない。
    「別に、なんもいらねぇし」
    「でも…」
    なおも言い募る七緒に大和は呆れるようにため息をついて手を伸ばす。
    その手がするりと七緒の手のひらを包み、指を絡ませる。
    「いーの。俺には、お前と剣さえあればいい」
    その顔は本当に未練の欠片すらなくて、握られた手と相まって七緒の頬に朱が散る。
    「…大和が、そういうなら」
    「ん」
    それきり会話は途切れ、二人して神社までの道をてくてくと無言で歩く。
    手は繋がれたままで。
    「早く、帰りてえな…」
    空を見上げてポツリと大和が呟く。
    七緒も同じように空を見上げれば、暮れ始めた空の色が向こうの空と似通っているけれど空を横切る電線や、遙か天上を横切る飛行機雲がまざまざと違う時空なのだと突き付けられる。
    もう、あちらの空の方が恋しい。




    その後友達に見つかって、繋がれた手に視線を向けられる。
    そんな関係だったの?
    そうそう、もう俺のもんだから
    なんか佐々木 621

    k_ikemori

    НЕ МОГУ СДЕЛАТЬ遙か7_兼七。前半はTwitterに上げててそれと対になる様にとED後のやつも書きたかったんだ…合歓木


    長雨が続き、しばらく道中の宿にて逗留を余儀なくされていたが、数日たった今日、ようやく雨が上がった。
    足元は雨上がりのためいいとは言い難いが、本来の行程を歩むべく一行は宿を後にした。
    しばらく歩き続けたそんな折に、ふと山際へと視線を向けて歩く兼続に気付き、七緒は不思議に思って横へ並ぶと声をかけた。
    「兼続さん?なにか気になることでもありましたか?」
    「ん、神子殿。ああ、大したことではないのだが…」
    そう言いつつ、つい、と指を木々へと向ける。
    「陽を浴びて新緑眩しいこの時期に、撫子色のアレは目を惹くなと思ってな」
    兼続がいうアレとはいったい何なのかと、指さす方へ視線を凝らせば、確かに緑の中にちらちらとピンク色の綿毛のようなものがあり、七緒は納得の声を上げる。
    「ネムノキですね。確かに、この時期に木に花が咲くのってあまりないからついつい目が留まってしまいますね。ふわふわの綿毛みたいで可愛いですよね」
    「……ああ、その通りだな」
    くつくつと笑い、兼続はちらりと視線だけで七緒へ視線を合わせるとにんまりと口角を上げて笑う。

    「神子殿に似て、愛らしいと思って見ていたんだぜ」





    1069

    k_ikemori

    СДЕЛАНО遙か7_長七未満。花吐き病にかかった長政様。あのお口からゲホゲホ花を吐いてもらいたかったんや…ケホリ、
    ここの所、喉の奥に何か引っかかるような感覚を感じていて長政は喉に手を当ててさすると柳眉を顰める。
    戦国の世に戻り次第、薬湯を煎じるように申し付けようと決め、長政は目の前のコップへと手を伸ばす。そこから香る芳しい匂いを肺一杯に堪能し、喉の奥へと流し込んだ。
    各々が好きに過ごす束の間の安寧の場。
    ここは令和の世の天野家。そして手の中には龍神の神子手ずから入れてもらったコーヒーがある。
    長政がこれを気に入っていることを知った七緒がこの家に来るたびに、気遣うように入れてくれるこのコーヒーの芳しさと甘さに顔の強張りが緩む。
    (フン、らしくもない)
    そう思いながらコーヒーを一口喉の奥に流し込むと同時に再び、ケホリと咳が出た。
    「…まったく」
    「長政さん?」
    ちょうどリビングへ現れた七緒が長政が零した呟きと咳に反応するように小首を傾げて声を掛けてきた。
    「今、咳してたようですけど風邪ですか?」
    「心配性だな、神子殿は。なに、少々違和感がするだけだ」
    くつくつと笑い長政は尊大に手を振る。
    その様子に納得のいかないように怪訝な眼差しで覗ってくる七緒は、でもと食い下がる。
    「風邪を侮ってはいけま 1692

    k_ikemori

    МИМО過去作_遙か3/景望・オリキャラ(娘)がいます。氷原聞いて『景時を幸せにしてやんぜー!』という、勢いに任せて書いた。と、当時のあとがきに書いてあった…花かんむり


    こんな幸せがあるなんて思いもしなかった。


    風が優しく頬を撫で、包み込むように降り注ぐ太陽の光を浴びながら景時は緑の匂いのする空気を胸一杯に吸い込んだ。
    景時はぼんやりと開け、葉の隙間から差し込んでくる太陽の光の眩しさを遮るように手をかざした。
    そしてふと近くにあるはずの気配がない事に気づき、ゆっくりと首を巡らせば少し先に身を屈めて何かをしていて、その姿を捉えた事に安堵して再び目を閉じ、光を遮っていた手を下した。
    彼女と――望美と出逢う前は思い描く事もしなかった幸せが今この掌の中にある。その幸せは全て望美が運んできてくれたものだ。
    望美がいなければ願う事も、手に入れる事も、立ち向かう事すらしなかった。情けない所も沢山見せた男の隣に居てくれる。それすらも受け入れてくれた上、桜色の唇が「好き」と結んだ時は眩暈がしそうなほど幸せだと感じた。
    平家との戦が終わり、幾度もの季節が流れた。
    望美と初めて出会い、色々な花々が咲き誇る春。
    先ほどから微かに鼻腔をくすぐる花の匂いを感じて頬を緩めた。


    その時慌ただしく近づいてくる小さな足音に不思議に思い目を開けたのと、小さな影が眼前 3172