狐の神様ル×人の子ツ こぼれ話メモ・神との契約が云々~の話
神と契約してしまえばヒトとしての時の流れが止まる=見た目歳をとらなくなることを知っていたル、それ以外にも悠久の時を生きるモノ達の傍に居る者は歳をとりにくくなるという話も耳にしていて、ツが高校生にしては可愛らしい顔をしているのも自分の傍に長く居るからなのではと密に心配していたり。でもそんなことをツに言えば本人が色々とショックを受けそうなので黙っている。ツの童顔がルの所為なのかはたまた元からなのか、真相は闇の中。
・高校生ツとルの一幕(小話メモ)
高校生ツ、そういえばあの機械達はどうなったのだろうと久々に社の中を見て絶句。少しは減ったかと思いきや部品やら設計図やらでさらに散らかっている惨状にびっくり。
これからまた定期的に片づけに来るというツに慌てて改造ル○バがあるから掃除は大丈夫だと言うル。何故かツのおはようボイス入りの○ンバを大事そうに撫でるルにちょっとムッとするツ。
ルン○は片付いた部屋じゃないと意味ないぞという正論とではオレは必要ないということかと拗ねるツに、ル完全敗北。ルの作業部屋こと社の中はツが定期的に綺麗にお掃除することになりましたとさ。
・ル、街に降りるの巻(小話メモ)
流石に拾って来た機械達だけでは演出用の装置の部品全ては賄えないので、専用の物はお賽銭やツが短期バイトで稼いできたお金で街に買いに行くことになる、はず。初めはツにお使いを頼もうとしたルだったが、似たような部品がたくさんあって分からんと言われルも一緒に街に行くことに。
狐の耳は帽子で隠し、尻尾は大きめの楽器のソフトケースにすっぽり収めて音楽やってる若者風スタイルで街に繰り出すル。人間たちの技術の発展の成果を実際に近くで見られてワクワクのル、ルが目を輝かせる度に耳がピョコピョコ動いて帽子が落ちてしまわないかハラハラするツ。
お目当ての電子部品を買いに行くものの、コアな部品を扱っている専門店に限ってとても楽器ケースを抱えたままでは入れないくらい中が狭くてしょんもりするル。結局ルは姿を見えなくして、不自然にならないようツが電話をするふりをしながらルと話しつつお買い物したり。そんな一幕があったら可愛いなと思いました。