あとで描こう。やつメモ。尾が自分の試合見に来て欲しいと月に頼む。
(自分もサッカー部の練習があるのだが……)
｢まあ、行けたら行く｣と返答。

試合当日
試合開始前、観覧席に月はいない。しょんぼり猫ちゃん。
1セット目はあまりにも多いミスによりベンチに下ろされる。
2セット目が始まる間際、｢尾形！｣と自分を呼ぶ声。この声は！
観覧席を見る。愛しの！！！月島さんが！！！！！いる！！！！！！
1セット目とは大違いの動きで試合に大貢献。試合勝った。

試合後
通路で2人会う。
｢尾形凄かったな！バレーはよく分からんが！｣
｢月島さんが見に来てくれたからですよ！これから毎試合見に来て欲しいです！｣
｢それは随分と厳しいなぁ、俺も部活の練習やら試合があるし……｣
｢たしかに…じゃあ毎試合応援メッセージください。できたら動画で。｣
｢メッセージならできるな！でも動画か…｣
｢そっちの方が嬉しくて…できたらでいいので！時間なかったら簡単なメッセだけでも！｣
｢分かった。動画は前向きに考えておく｣
｢ありがとうございます！明日もあるのでお願いしますね！｣
｢うん、｣
翌日、結局忘れて何もしない月。

後日……
｢月島さん…メッセージは……？｣明らかに不機嫌そう、どんよりしている尾。
｢すまん……忘れてた……｣(マジ)
｢本当に月島さんは物だけじゃなく、大事なことまで………今日の部活…来てください。｣
｢え、｣
｢あんたが俺のやる気の源なんです。だからお願いします｣
｢わかった…｣

行った。尾形がちょっとかっこいいのずるい…たまにこっちに微笑みを向けてくる。
部活後
｢月島さん、俺のわがままに付き合ってくれて本当にありがとうございました｣
｢本当にな｣
｢まあ、忘れた月島さんが悪いんですけどね…｣
｢うぅ……それは本当にすまない…｣
｢あの…明日も来てくれませんか…？｣
｢いやこっちも部活があるから…さすがに…｣
｢始まる前に少し顔出すだけでもいいので！お願いします！｣
｢尾形、俺だって自分のことがあるんだ。部活だってそうなんだ。だから…すまん、わかってくれ｣
｢っ…すみません……｣
そうだ。月のことを考えず、自分勝手、自分優先に色々言って迷惑かけてしまった。絶対嫌われた。不安に襲われる尾。
明らかに様子が変わった尾に心配になる月。
｢尾形……？｣
｢俺…月島さんのこと考えないで、自分のことばかり言って……月島さんに迷惑かけて……月島さんは嫌だったかもしれない…月島さんの邪魔ばかりして……俺…俺なんていない方が月島さんは幸せなんじゃ……｣
｢尾形、｣
尾を抱きしめる月。頭を撫でる。
｢俺は尾形といる方が幸せだから。な？そんなこと言わないで。｣
｢ほんとうですか｣
｢うん、俺は尾形が好きだぞ。だから安心して。｣
｢すき？ほんとに？｣
｢うん、｣
｢ほんと？｣
｢本当だよ｣尾形にキス
｢え、え、｣思考バグる
｢尾形、｣強く抱きしめる
｢月島さん、ごめん。ごめんなさい｣
｢うん、大丈夫。一緒にいるからな｣
｢うん、｣
｢一緒に帰ろうな｣
｢うん、｣