「地球のクリスマス」【第1話 華やかな街】
ラーズ:(ムム…? 街がなにやら華やかだな… これは一体…)
リュータ:さーて 今日も頑張るぞ~
ラーズ:リュータん!
リュータ:その呼び方やめろよ… どうした?
ラーズ:よいではないか それより…この街の状況は どういうことだ?
リュータ:あぁ クリスマスか まあお祭りみたいなもんだな 今年こそはかわいい女の子と 一緒に過ごしたいな~
ラーズ:祭り…か…
リュータ:つーか クリスマス知らないって… ラーズってどこ住みだっけ?
ラーズ:い…いや! もちろん知っている! 再確認!
リュータ:ま いいや オレはバイトあるから
【第2話 祭りに参加】
ラーズ:(祭り…これは 地球の文化を学ぶためにも ぜひ参加しなければ)
ラーズ:(まずは街の様子を見てみよう)
ラーズ:(ふむふむ…なるほど… 樹木をこのように 飾り付けるのか…)
ラーズ:(よし!さっそくやってみよう)
【第3話 人だかり】
[翌日…]
リュータ:(あれ…? 店の前に人だかりが… なんだろう?)
リュータ:(なっ!? なにやってんだあいつ!?)
ラーズ:(フフフ…さすが私… 少し祭りに参加しただけで この人だかり カリスマのオーラは 隠しきれないな)
リュータ:お おい ラーズ!
ラーズ:ムム…? リュータんではないか! どうだ?私のクリスマスは?
リュータ:もしかして… クリスマスツリーのつもり…? …いったん店の裏に来ようか
【最終話 ラーズなりのクリスマス】
リュータ:あのな… ツリーはただ飾って眺めるだけだぞ マネしなくても…
ラーズ:そっ そうなのか?
リュータ:それにしてもその髪…
ラーズ:(し…しまった…! 彼らの存在が バレてしまう…!)
リュータ:よくできてるよな そのカツラ
ラーズ:!! そ そうだろう?
リュータ:そうだ さっきみたいに 店の前で客寄せしてくれよ クリスマスはあんまりピチ丼売れないから 今のうちに稼がないと
ラーズ:ム…?客寄せ…?
リュータ:その頭のまま 店の前で立ってるだけでいいんだ 店長には言っておくからさ じゃ 頼んだぜ!
ラーズ:なんだかわからないが 頼りにされているようだ よし!クリスマスを楽しむぞ!