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    中学生ぶりに読み返し&初読したBUDBOY初読時の感想メモです
    (番外編があることを知らなかった時のもの)

    BUDBOY初読時感想メモ2018.9.16
    蕾が第九皇子と夢でデートしてるのすごくないですか?夢でデート???どこのファンタジーの話?公式だよ

    私は東雲と蕾の関係性が好きだけど、もちろんそこに付随した第九皇子と蕾の関係性も好きです…

    そもそも蕾が第九皇子に心を砕くようになったのが「あの境遇にいたのは東雲だったかもしれない」からというのは絶対に忘れてはいけないやつですよね…ここはテストに出ます…

    東雲のために躊躇なく命を捨てられるやつなんですよね蕾は、そしてそれは第九皇子に対しても適用される…
    第九皇子と東雲の大きな違いは、第九皇子が圧倒的に孤独であることだと思うのですが。
    たくさんの花仙に囲まれて育ち、積極的に地上の花精に関わろうとする蕾にとって、孤独は何より忌むべきものなのかもしれない。
    なんにせよ禁忌を犯してでも彼に会いに行くのは、彼の孤独を癒したかったから。

    幽閉され自由に人と会うことのできない第九皇子にとって、密に親しい人ができるということはとても残酷なことだと思う。
    わかった上で蕾は罪を重ねる。
    そうしていないと自分の生を生きられないから。

    番外編で本人も言っていたけど、第九皇子に対する蕾の感情は、恋愛感情に近いものなのだろうなと思う。
    憐憫や不自由な逢瀬が思慕の情を膨れ上がらせている部分もあると思う。
    その感情は東雲に対しては発動され得ないけど、東雲に対する情が形を変えただけだよなあと思う。
    蕾の情は東雲と第九皇子に分散されている…

    御大花将である蕾には守るべきものが山ほどあるので、東雲や第九皇子のために簡単に死んだという事実はただでさえ東雲にとって重いよね。
    そして、役職をとっぱらったとしても、東雲にとって蕾が大切であればあるほど、蕾が自分のために死を選べる性質であるということと向き合うことは、身を切られる以上の苦しみだと思う。

    酷いやつだな蕾は。
    でもそうでなきゃ生きられない、そういう気質は風の血がそうさせるのかなあ。
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