小さなマスコットを拾った飼い主さんある日、買い物から帰宅している途中
道にボロボロになっていた小さなビターギグルが倒れていた
衰弱しているのかぐったりとしている...
野良猫やカラスに襲われたのか身体中傷まみれだ
とりあえず保護して傷の手当てをしてあげよう...それに本も必要だ...

一日目
保護から一日、衰弱していたビターギグルは少し元気になった
ご飯をもりもり食べている...かなりお腹を空かしていたようだ。
本を一通り見た感じ、与えちゃ駄目な食べ物は無いようだ
寝床は使わなくなった座布団に寝かせているが...専用のを買わないといけない...
かなりお金がかかる....だろうな。

二日目
ビターギグルの為の寝床や育成グッズを購入した
値段がエグかった....

Kick backバンバンと父親の幼稚園探索2階編扉の先へ進んだ父親と両腕ムッキムキのウスマン(バンバン)1階とは全く異なる雰囲気のエリアだ...子供向けとは思えない...柵は手すりみたいな感じで安全対策がしっかりしてるのか不安になる
🟥🎉｢この先は恐らくバンバリーナがいるエリアだ、学びの間と医療施設...アスレチックがある｣
医療施設が気になるんだけど、人のだよね
🟥🎉｢いや、バンバリーナ達のだよ｣
マスコット達の...必要なの
🟥🎉｢勿論必要だよ、特に...ね」
なんか含めた言い方だけどこれ以上言っても無駄だろう...
二人は先へと進んだ
部屋に入るとミーティングがあるエリアだ
壁にはバンバン達と...1階では描かれていないキャラがいる
🟥🎉｢この3人は理由があって没になったんだ、家族だけど...人間の勝手な理由で不採用になってしまった｣

氷菓子と昔話ギラギラと太陽が崩壊したビルや建物を照らしている快晴の夏。人間たちがいる世界では7月に入った初夏のいう頃だろうか。

木々に登る虫たちがほぼ絶滅したこの世界では蝉という生き物も存在しない。そんな中拠点であるビルのガラスを通し熱に当たる俺たちは冷たい物を求め廊下に並ぶ販売機に手を伸ばした。
この世界には食というものはまだ現在だった。作る人は少なくなってしまったが、この会社には昔俺が各国で見てきた食事が全てこの大きく四角い機械の中で作られるのだ。自動という言葉は本当に凄い。

いや、そんなことより、今は食事よりも涼むことを優先した方がいいかもしれない。こんな暑さじゃ食欲なんてとても湧かないからな。

「今日も暑いな…」