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    Rainbow投下エリア

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    前回の続き
    文章力なんて無いです

    Dream of banban part2第三章 Into the abyss
    科学者は3階のエリアにたどり着いた
    やはりここも人の気配がしない...
    科学者はリフトを降りて別のリフトに乗り別の場所に向かった
    別エリアにたどり着き施設内を見渡すが、やはり人が居る気配を感じられない
    科学者は下に落ちているクレヨンを手に取った
    すると黒い影のようなモノがあちらこちらに現れ、科学者は思わず驚いてクレヨンを落としてしまった
    クレヨンを手放したからか黒い影のようなモノはフッと消えてしまった
    もう一度落としたクレヨンを手に持つと先程の黒い影のようなモノが現れた
    黒い影はこちらに害を与えるようなことはせずただただそこに立っているだけだった
    クレヨンで落書きされた床に小さな黒い影が集まっている
    おそらく小さな黒い影は子供と推測される...よく見ると黒い影の手にはクレヨンと思わしき物を持っている
    ただ....一番気になったのはナブナブが描かれている所には指を指して笑っている影が集まっていた
    科学者は少し胸糞が悪くなったのかクレヨンをポケットにしまった
    そして他に落ちているクレヨンを片付けポッドに放り込みカードキーをゲットした
    カードキーを使って別のエリアにむかう科学者...次のエリアにむかう途中何かの視線を感じ取り、リフトから奈落の底を見た
    .....見渡す限り闇だ特に変わったことはない
    きっと気のせいだ、一人でずっと行動してたから気が滅入っていたのだろう
    そう自分に言い聞かせ別のエリアに足を踏み入れる
    そこは各キャラクターに会えるエリアとなっている
    だが相変わらず人の気配はない
    まるで科学者一人を残し消えてしまった様な感じだ
    科学者はふと開いている扉に気付き、入ってみた
    真っ暗で長い階段をゆっくりと降りていく
    階段を降りきるとそこには巨大なオレンジ色のマスコットキャラクターと思わしきものが居た
    空いてる場所を通り抜けちょっとした高台に上りオレンジ色のマスコットキャラクターを見る
    これは....フリンだ....しかもかなりデカい....確か...こんなに巨大化したのはGv(ジバニウム)を大量に吸収して巨大化したり縮んだりすると報告があったような....
    科学者はカードキーで起動しフリンを起こそうとする
    フリンは目を開けこちらを見ている
    そしてフリンは一本触手を近づけた
    科学者はフリンの触手に触れた瞬間
    顔に違和感を感じ、視界がぐらっとし始め科学者はゆっくりと目を閉じた
    目を開けるとちょっとした砂浜と海に囲まれた孤島のような場所に居た
    科学者はゆっくりと海らしき液体に近づき覗いてみる
    潮の香りがする....本物の海のようだ
    そして海面に映る自分の顔を見て驚愕した
    頭部が大きな目玉になっているのだ
    おそらくフリンに触れたときに頭部が変化してしまったのだろう
    フリンが本物の空のような偽物と思われる景色を見て黄昏れている
    科学者はフリンの隣に向かい、座った
    ザザン.....ザザン....と波打つ音が静かに響く
    フリンは喋ることなくただただ景色を見ている
    科学者は景色を見ながらゆっくり目を閉じた
    目を開けると先程の部屋に戻っていた....だが巨大化したフリンはそこに居なかった....
    科学者はフリンが居た場所に落ちているカードキーを手にし次のエリアに向かった
    次のエリアは今までの感じと違い空気が重いような場所に着いた
    科学者はドアを開け歩いていく....
    かなり長い....ドアを開けども開けども同じような景色.....無限に続いてるように感じた
    だが壁の方に気になる落書き()が眼に入った
    亀と思わしきキャラが泡のような物を吐き出しカメレオンみたいなキャラが舌を伸ばしている
    舌の部分にロケット花火らしき物を食わせろと思わせるような描写だ
    そしてドアを開けると木の板の足場が左右にあった....
    すると向こうから亀の頭とカメレオンの頭、甲羅に左右の足がそれぞれ違うマスコットキャラクターと思わしきキャラクターがやってきた
    タマタキチャマタキだ
    科学者は何故亀とカメレオンを合体させた生物を作ったのだろうと不思議に思った
    こんなの....まるで冒涜だ
    別の生き物同士を一つに組み合わせるなんて正気の沙汰じゃない
    科学者はギリリッと拳を握りしめた
    するとタマタキチャマタキがこちらに攻撃を仕掛けた
    科学者は慌てながら木の板の足場を慎重に渡り攻撃を避けた
    ドンッとした衝撃に上からロケット花火らしき物がポロッと落ちてきた
    科学者はロケット花火を手に取りチャマタキの舌にロケット花火を置いて食べさせた
    ボンッと体内で爆発し口から黒煙が出ている
    この調子で行けばいいかもしれない
    科学者は攻撃を避けつつチャマタキにロケット花火を食べさせた
    そして3回くらい耐えてようやくタマタキチャマタキがダウンした
    タマタキチャマタキの前にパーティーハットとカードキーが落ちている
    科学者は足場を慎重に渡ってパーティーハットとカードキーを手に入れた
    そしてダウンしたタマタキチャマタキの頭を優しく撫でた
    すると背中が急にズシッと重くなった
    見てみるとタマタキチャマタキと同じ亀の甲羅を背負っている
    かなり重くて足場が不安定な場所には不向きだ....
    科学者は甲羅を取り外そうと試みる
    服を脱ぐように引っ張ったりもしたが脱げないし取り外せない
    困ったもんだと科学者はため息をついた
    力を抜いた瞬間体が軽くなり手に小さな甲羅を持っていた
    どうやら肩の力を抜くと取れるらしい
    科学者はタマタキチャマタキが居る場所から離れていった
    カードキーを使って扉を開けてみると中からMr.カボブが出てきた
    耳部分にパーティーハットを被せるとバンバンの音声が流れ出した
    「バンバン.....ザー.....がやっ....ザザー....てくるぞ」ノイズ混じりで音声が流れている
    あと違和感を感じる.....バンバンの声はこんな感じだったのか....
    カボブからコトッと何かが落ちる音がした
    目玉だ
    付け直してやろうと拾った瞬間目に何かが引っ付いたような気がした
    触れてみるとカボブに付いていた目玉だ
    するとカボブの目玉越しからバーチャル映像が流れ出す
    映像には、マスコットキャラクターを罵る開発者に化け物と呼ぶ者....「出来損ない」と言葉がこだまする
    科学者は急いでカボブの目玉を取った
    あまりにも気分が悪い....作っておいて出来損ないなどよく酷い言葉を言えるもんだ....
    科学者はここで働いている研究者に不満や疑問を持ち始めた
    科学者は再び長い廊下を進んだ....
    そして大広間にたどり着き階段を登る
    扉を開きリフトに乗り下へ向かった
    たまに上から声がする気がする.....
    でも上に戻る気は無い....もっと.....もっと深くに行かないと.....
    科学者は幼稚園の底へと目指していった
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