ピアス貫通式原作軸の二人でピアス開けるとなったら、耳たぶを氷で冷やして、熱した針で開けるのだと思う
先生は痛いの嫌いだから顔を真っ青にさせて、緊張で震えてすらいる。
「やめますか」
「します。やめないでください」
と取り立て屋さんの心配する言葉も跳ね除けて決行する。
最初は先生が背中を向けて、耳の後ろから針を刺してってしようとするんだけど、可哀想なくらい縮こまっているし、腹の辺りの服をギュッと握って耐える体勢の先生を見て、何かいじめているみたいで自分の中の加虐心がむらむらと上がってくる感覚に耐える取り立て屋さん。
「先生、少し体勢変えましょうか」
と言って自分の方へ向かせて、ついでに背中に手を回させる。
「こうやってしがみつく物があった方が少しは痛みが和らぎますから」とか何とか言う
先生は取り立て屋さんの背中のシャツをギュッと握って「やるなら一気に、はやく！」と焦れて言う。
「分かりました。では、いきます」
「(無言で頷く)……っ、ん、」

針が肌を貫通する(させる)感触！悩ましげな顔！触れ合う肌の温度！もう何かこれは擬似セッ…………(文章はここで途切れている)