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    wr_erimark

    自創作の二次創作(腐)置き場
    取先のR18多め

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    wr_erimark

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    悪魔先生&神父取(カプ不問)の導入部分まとめ

    悪魔先生&神父取(カプ不問)神父と悪魔のはなし(左右不問)

    人がむらむらとした性欲の気を吸うだけで満足する低級低燃費低能力淫魔の先生

    親切にした人のほとんどに恋愛感情を抱かれるか面倒くさい信奉者になってしまう神父取り立て屋さん
    が出会うはなし

    娼館の側とかで細々と人間の精気を吸って生きてる先生のところに取がやってくる。聖職者に見つかったしこれでようやくこのしようもない生も終わりか。と考えていると話しかけられる
    「貴方、人の欲を奪えるのですってね」
    「誰からその話を」
    「そんなことはどうでもよろしいじゃありませんか。それで、どの程度吸えるのですか」
    「別に、人様に害なすほど吸っていませんよ。ほんの少しです。むらむらとしていたらその気が無くなる。その程度です」
    「他は」
    「無いです。こうしてこそこそ隠れて精気を吸うくらいしか能がない低級の悪魔に何を期待しているんです」
    「貴方、僕と契約しませんか」
    「エッ…………い、嫌です……」
    と断るものの、拘束されて教会に連行される。

    神父取の身の上話を聞いても、「ハァ、大変そうですね。けれど人間に、聖職者に協力するとか嫌だし無理です」と思って逃げようと試みるが何とかパワーで失敗が続いたので、仕方がなく協会に居ついて神父取に付きまとう人達の性欲を吸い取って無害に戻す生活を過ごす。


    そんなある日、悪魔先生が部屋から出てこない日が続く。
    神父取が扉越しに聞いても「大丈夫です」の一点張り。
    痺れを切らして強引に突入すると、部屋の中はお香のような匂いが充満している。ベッドで布団を被って蹲っている悪魔先生に近寄ると「お前のせいだ」と震える声が。
    「お前が、あんなに精気を吸わせたから、私は悪魔として強くなってしまった。こんな状態で人間に会ったら廃人にしてしまう。殺してしまう」
    と泣きじゃくりながら伝えられる。
    「強くなったのなら、こんな部屋から簡単に逃げられるでしょう。どうして逃げなかったのですか。あんなに、嫌がっていたじゃありませんか」
    「ここに留まっているのは、教会の中に居れば力が抑えられるからです」
    「貴方がた悪魔からしたら、人間が死ぬなんて大したことじゃないでしょうに」
    「別に私は、誰かを殺してまで生きたいワケじゃない。前みたいに、生きていくのに必要なだけ吸えれば良かったのに。」
    悪魔としては優しくて、生き物としては生存欲の低いその人に神父取が近づく。
    「貴方のおかげで何にも警戒せず生活出来るようになったんです。凄く生きやすくなりました。……僕に、何か出来ることはありませんか。恩返しさせてください」
    布団越しに背を摩ると、びくん、と体が跳ねる。
    「今すぐ部屋から出て行って、良いと言うまで入ってこないでください」
    「それは叶えられません」
    「なら、」
    叶えられそうにない頼みを言おうとする悪魔先生を引きずりだし、口を口で塞ぐと、濡れそぼった瞳が大きく開かれた。
    「僕は、貴方となら、こういう事が出来ると思っていますよ」
    先生が飢餓状態であるからこそ、力が暴走してより多くの精気を吸い、殺してしまう。その悪循環に神父取は気が付いていた。ならば余裕があって、満腹に近い状態であるならば、器が大きくなったとて吸う量も少ないはずなのだ。
    「僕の精気を吸って。大丈夫。貴方は僕を殺しはしない。そうでしょう」


    という感じのはなし。
    先は好きな方のカップリングで。
    キスだけで終わってもいい。

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