くずやろ☆quiet followPROGRESSこういうなし崩しから始まる二人暮らしがみたいな、と思い書きました やる気があれば続きます!ゴリゴリえっちしてるしいずれおいず浮気(?)要素あり Age verification Tap to full screen .Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow くずやろPROGRESSこういうなし崩しから始まる二人暮らしがみたいな、と思い書きました やる気があれば続きます!ゴリゴリえっちしてるしいずれおいず浮気(?)要素あり 19477 くずやろMOURNINGつきすたのやつゆきがっせん宗「はあ、はあ、君は本当にタフな男だね!」 紅郎「まだ初めてから10分も経ってねえぞ、斎宮」 なずな「あの二人がどっちがおれたちの今度の撮影の衣装を作るかで揉めて、まさか雪合戦になるとはな〜」 みか「こんな寒い日にお外に出るのなんか嫌やろうにな?なんですぐ鬼龍先輩の挑発に乗ってしまうんやろ?」 宗「顔は狙うのはやめたまえ!」 紅郎「雪だから痛くねえって」 みか「おれらのこと本気で思ってくれるのはそら嬉しいけど。んぁ、お師さんと鬼龍先輩がこっちに来たで......!」 宗「仁兎、影片」 紅郎「......おい、本当に頼むのか?こいつらが了承してくれるとは限らねえぞ」(こそこそ話) なずな「なんだ...って、斎宮?...もしかして紅郎ちんが投げた雪玉に全部当たっちゃったのか?」 1410 くずやろPROGRESSワンライシュウナズ かざぐるま「君に足りていないのは感受性だよ。目を閉じて、風の匂いを感じて。耳を澄まして、風の音を感じて......」 「コーヒーの匂いがする」 「それは向かいのカフェの挽き立てのコーヒーの香りだろう?確かに良いものだけれどね......仁兎が『表現力』を鍛えたいというから、僕が手ずから教えてやっているというのに」 おれは斎宮の後ろでぼーっと空を眺める、文字通り上の空だ。ずっと息を吸ったり吐いたりを繰り返してるうちに、酸欠みたいになって、おれはへたりと座り込んだ。下は青々しい人工芝生になっていて、ストレッチでよく伸びた脚にちくちくと刺さる。正直、風の匂いなんて感じたことがない。烏に荒らされたゴミ捨て場のゴミ袋がツンとおれたちの嗅覚を蝕むように、風に運ばれた何かしらの匂いが、おれの鼻に届くだけだ。風の音というのは、まだ分からなくもない。おれも宮沢賢治を読んだことがあるから。でも、風の音というも空気がぶつかり合って聞こえているだけであって。耳から聞こえるのに目障りで、邪魔なもの。その認識から変わることはない。 2293