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    さしすたちと親友になる一瀬色の話。プロット。

    五条たちが一年生の10月から話は始まる。
    とある二級呪霊の任務に当たるために現場に急行していた五条と夏油は、そこで一人の同い年くらいの青年と出会う。白いコートをひとつも汚さず立っている青年に、すわ呪詛師かと警戒した二人は、その場で青年と乱闘になりかけるが、突然鳴ったスマホにより青年はあっさりとその場を立ち去ってしまう。
    使っていた武器から呪具使いかと分析しながらの翌日。
    警報が鳴った高専に、慌てて校庭へ出ると、堂々と歩いて入ってきている青年の姿があった。
    「昨日のつづきしない?二人がかりでいいよ。君たち最強なんでしょ?」
    その煽りに乗った五条に巻き込まれる形で夏油も参戦し、互いの実力を量るような戦闘となる。途中で叱りつけてきた夜蛾にすぐに戦闘をやめる一瀬。
    「一瀬お前どうしてここにいる」
    「最強がいるって聞いて遊びに来ちゃった。ダメだった?」
    「駄目というか……」
    ため息をつく夜蛾の言った名前に、五条は覚えがあった。
    およそ100年前の話になるが、御三家には七逢瀬(ななあわせ)一族という御三家に仕える呪術師の家系があり、一瀬はその中の筆頭の名字だ。100年前というのは、御三家は七逢瀬一族に反旗を翻され、直接の呪力戦の後日本を追放されているのだ。それ以上の情報は興味がなく思い出せず、五条が眉を潜めると、一瀬は微笑む。
    「しばらく呪術高専で仕事するから、よろしくね」
    「はあああああ!?」
    夜蛾も一緒になっての反応に、一瀬は動じた様子はない。
    一瀬は海外で最強と呼び囃された呪術師で、経験も多いが、よく五条と喧嘩になる。噛み付く五条に噛み合わない一瀬の構図。

    それから絆を深める出来事がいくつかある。

    一瀬は人懐っこいくせに距離を詰めてこない。硝子とも意気投合しており、五条たちよりむしろ硝子が聞けば教えてくれることがある始末だ。
    「君たちは仲がいいよね。妬けるな」
    ふと五条と夏油にそんなことを言う一瀬に、どちらかというとお前と妬かれたいんだが、などと思う二人の気も知らず、ある日一瀬は忽然と姿を消してしまう。
    「あいつはな、指定供物なんだよ」
    夜蛾の真夜中の呼び出しに高専に向かったさしすは、夜蛾にそんな話をされる。
    「海外に根強い都市伝説として名高いブラッディ・メアリという特級呪霊がいる。ブラッディメアリの特徴は、各地に何重にも同時に報告されるように、一つの個体じゃないことだ。だがブラッディ・メアリは30年に一度、呪術師が供物となり封じることで、時折死者が出る程度に力を抑えることができる」
    「じゃあ、あいつ、まさか日本に来たのって」
    「死に場所を探しに来たんだ。一瀬の血はすでにブラッディメアリに与えてあるそうだ。日本にまでやってきているだろう。それに、最強がいる日本ならば、失敗した時になんとかなると言っていた。そもそも負ける気はない言っていたが、一人じゃまず無理だ」
    「あいつ……!」
    「悟。行こう。流石に殴ってやらないと気が済まない」
    先に足を踏み出した夏油から怒りの気配を感じて、うまく冷静になった五条は、硝子に待機してもらいつつ、ブラッディ・メアリ戦へと挑む。
    今までの行動は全て思い出づくりで、それ以上踏み込ませなかったのは死ぬつもりだったから。
    そんなの許せるはずがない。

    「君のそんな顔が見れるなんて、いい気分」
    って血塗れの体で夏油の頬に手を当ててこれ以上なく煽って怒らせて欲しいし、
    全部終わった後で前置きもなく五条に殴られて
    「殴らせろこの野郎!」
    って言われる一瀬が書きたい。
    「……世界ってこんな色してたんだね」
    五条の瞳を見て一瀬なら言う。
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    tamagopan1902

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