チ動説認定記念日/オクジー編一欠片の希望
その一欠片のパンが誰かの命を繋ぐ
その名も知らぬ者の紡いだ記憶と記録が誰かの希望を繋ぐ
例え生きながらに炎に焚かれたとしても私の意思、思想、想いは顔も名も知らぬ者へと血の様に世界の身体という中で巡り続けるだろう
知らず知らずに宿った血は一滴二滴と量を増して大河となり大地を潤す
鳥の囀りは知の目覚め
人の叫びは知の喪失か
両の眼が見上げるは知
天高く聳える神の愛は
創造せし万物の地血知
摘んでも詰んでもなお
生まれてくる希望の光
数多の星々よ私に給え
神が与えし御加護には
誰もが救われる世界を
そこは善悪は存在せず
互いを認めあう愛と知
英智なるは寛大であり
誰を傷付けること無く
皆、地球の中の子ども
母なる大地は目覚める
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