旅路を往くヒュンケルだけでは贖罪は出来ない、このおれが見張ってますから、というていで一緒に贖罪の旅をするポップくん
贖罪の旅の途中、行く先々で拒絶、報復を受けるヒュンケル
いつも黙ってそれを治すポップだが、ある日耐えられなくなって治療中に怒りながら泣き始めたりする
だんだんヒュンケルは大魔道士の手助けがあってずるいという空気にもなってくる
大魔道士様のお力あってのものだヒュンケルの力で償ってるわけじゃないじゃないか
そんなわけないだろ
「怪我してるんじゃねえか 見せてみろ」
「怪我などない 泥を被っただけだ」
「いいから見せろ」
「大事ない ただの子供のいたずらだ」
「そうか、子供のいたずらなら仕方ないよな」
「子供のいたずらなら仕方がない、事故だったなら仕方がない、おまえはこういうことをされても仕方がない、そういうことか?」
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