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    りすこ

    ちよちがとかちがね右がメイン

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    りすこ

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    【ちよちが】一年半温めてるちよちがプロット。
    漫画にしたいけどできる目処がたたないので、ちよちが布教がてら晒します🌊🐥

    プロット千代になる治金の話(パターン2

    【こころのかけら、ひとつ、またひとつ】
    【君が君であるその理由を】

    千代「(体に力が入らない、これは、まずいか)」
    誰かが覗き込んでくる
    千代「(…治金丸?)」
    治金「…だい兄、心配するな」
    千代「(何を言っている、お前も酷い傷じゃないか)
    千代「(お前だけでも生きのびろ)」
    治金「心配するな、千代金丸は」
    治金「オレが、ーーー」

    暗転


    千代目覚める、本丸手入れ部屋
    菜切「千代金丸!気が付いたか!大丈夫か!?おかしい所無いか!?」
    千代「菜切(なーちりー)…?俺は…生き…のびれたのか…?てっきり折れたかと…」
    千代「…そうだ、治金丸は?かなりの傷を負っていた。もう手入れは済んだのか?」
    菜切「…!…治金丸は…」
    薬研と歌仙
    歌仙「貴殿は〝千代金丸〟で確かだね?」

    別の部屋

    眠るもう一振りの千代
    驚きの表情を浮かべた後がくっと枕元に跪く
    千代「…治金…丸…?」
    歌仙「北谷が重傷で逸れた貴殿達を見つけた時には、千代金丸、貴殿が二振り倒れていたんだ。僕達は初め警戒したが北谷が」
    菜切「これ…」
    破れた御守りを差し出す
    菜切「今日は嫌な風が吹いたから…
    気になってそっと治金丸の装束に縫い付けておいたんだ」
    御守りを受け取ると思い出す

    治金「…だい兄、千代金丸は、オレが守る」
    治金「影(オレ)が代わりになるから」

    歌仙「つまり、治金丸が貴殿の身代わりとなって折れる程の傷を引き受けたということか…?」
    白山「霊力と本体の波長が一致。この千代金丸に見える身体は治金丸である結果が出ました。しかしこのような例は検索してもありません」
    薬研「手入れは済んでいるが肝心の霊力が弱いままだ。大将が頑張ってくれてはいるが…」

    治金丸目を覚ます
    治金(千代の姿)「…ん、」
    うっすら目を開ける
    千代「治金丸!」
    手を伸ばそうとして
    治金(千代の姿)「……そうか、この本丸には千代金丸がもう一振りいたんだなー」
    ビクッと手を止める
    治金(千代の姿)「なら、このまま折れても心配無いな」
    沈黙
    のあと
    菜切「ふらー(馬鹿)なこと言うな!」
    治金(千代の姿)「(苦笑しつつ)なーちりーはきびしいなー…」
    千代「…治金丸」
    治金(千代の姿)「治金丸…?」

    治金(千代の姿)「治金丸とは何だ?」
    みな固まる 

    ーーー

    回想
    治金「…たら…伝えられるかな、………」


    千代金丸の姿の治金丸は自分自身を忘れてしまったようだった

    歌仙「…あれから殆ど眠りについているよ。霊力が不安定だ。主から貴殿の霊力にもやはり影響があるとの事だからくれぐれも無理はしないように。しばらく非番になったからね」

    千代「(たしかに…頭が…記憶がぼんやりとしているな)」
    千代「(…治金丸、あの時お前は何を伝えたかった?)」

    ぐう
    千代「非番でも腹は減るかぁ」

    短刀誰かがバケツを持って移動中
    誰か「あ、今厨の掃除中です」
    ぐう
    誰か「あの、お腹が空いてるならこれ…掃除前に握っておいたおむすびです」

    回想
    治金「え?いやーばけつをひっくり返してさ。早く片付けないとちい兄に怒られるさ」
    治金「だい兄腹減ったのか?実はオレも」
    治金「だからこれ作ってた」おむすび
    治金「まーさん?」



    回想
    意識を失う直前の最後の言葉
    治金「だい兄」
    そっと千代に口付けて
    治金「千代金丸の影じゃなければ、この気持ちも許されたのかなあ。…もしまたこの心を持って治金丸(オレ自身)としてあなたに会うことが出来たら…伝えられるかな、愛してるって」
    治金「…また、やーさい、」



    霊力が急激に弱まり消えるかもしれない

    治金(千代の姿)「なーちりー、万屋に行く約束、守れなくて、わっさいびーん(すまない)」

    菜切「治金丸と一緒に布を買いに行く約束だったんだ。治金丸が手合わせの時に千代金丸の髪留め破いてしまったから一緒に探してくれ、裁縫教えてくれって」



    千代「すまない、二振りきりにしてくれないか」


    治金(千代の姿)「自分のことさー…わかるんだ、霊力が尽きたらこの身体も消える…なーちりーを…よろしく頼む」
    千代「なーちりーか…。…覚えているか?お前が厨でばけつをひっくり返した」
    治金(千代の姿)「…?ああ…あの時は大変だったさー…なんとか片付けてなーちりーに怒られずにすんだなぁ…」
    千代「夕餉をかめなかったこともあるさー…この前の手合わせの時はまだ試したい技があるって言うから長引いて」
    治金(千代の姿)「それは…悪かったさー…髪留めも駄目にしてしまったなあ…」

    千代「それは千代金丸の記憶じゃない。誰の記憶だ?」



    千代「俺は覚えている。怒られる(ぬらーりる)と苦笑いした顔も、握り飯まーさんって言ったら喜んだ顔も。手合わせで楽しそうな顔も、髪留めを破いて悲しそうな顔をした時も」

    千代「全部この本丸に来て知った。人の身を持ってこんなに沢山の表情が見れる事を。そしてそれがこんなに愛おしいんだと」

    千代「その姿じゃ伝えられないさー。自分自身(千代金丸)は抱きしめられない。お前自身に伝えたい、抱きしめて、…あの時の返事を。口付けを返したい」

    千代「戻ってこい、治金丸」





    この本丸に顕現してお互い好きになる二振りという描写を入れたい
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