元錬金術師との再会「よ、ようやく見つけたぞ…!ここがお前の言っていた家だな!?」
『うん!なかなか見つからなくてびっくりしちゃった!』
「恐らく、腕のいい魔法使いに頼んで場所を知らない人間を迷わせる魔法を使っているんだろう」
『あたしには効かないけどね、えっへん!』
「家があることしか覚えていなかっただろうお前は…さて、入るか」
『類くんのお家にー、レッツゴー!』
「おや?一見さんかな、あの魔法を相手によく粘ったねぇ。ようこそ、ルイ・ブラウロゼの魔法薬…店、へ?」
「ハッーハッハッハ!やはり居たか、類!」
『わんだほーい!類くん、久しぶりだねー!』
「…司くんに、えむくん…?…っ痛、夢じゃない…」
「類!急に手首を切りつけるなど、一体何を…!」
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