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    hiyoko_2piyo

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    視点:泰然。永美子ちゃんいる
    いい夫婦の日ですやん!(当日)
    ふとたいえみを摂取したくなったので自給した。付き合ってんだったら夫婦になるのも誤差だろ(?)全CP、付き合う前のところから付き合ってそこからプロポーズして結婚して子供産んで子供が成長して孫で来ておじいちゃんおばあちゃんになるまで2人でのんびり過ごしてみたいな過程を教えてくれ。俺はお前らがどうやって愛を育んだのか知りてぇんだ後生だ

    いい夫婦の日、泰然パチリと、意識が浮上して目が開く。部屋はまだ薄暗く、自分の横の布団で寝ている少女を見て、まだ朝日も出ていない時間である事を理解する。早く目が覚めて、しまいには肌寒さにあてられて眠気がどこかに飛んでいってしまった。今日、なんか用事あったかな。公演はないし、お店も休みだったっけ。なら1日永美子ちゃんと過ごしたいな。なんて事を考えながら話題に上がった少女を見る。少女と言うよりは女性と言うべきだし、結婚したのだから妻と言うのが正しいのは分かっているけど、この幼さが残る表情は、どうしても可愛らしい女の子にしか見えない。もしかしたら、これが前におにぃさんが言ってた「好きな人は魅力的に見える」てやつなのかも。今度会ったら聞いてみよう。
    そっと永美子ちゃんの頬に指を運ぶ。ふに、という柔らかい感触に思わず「おぉ〜…」と小さく声が出た。ちょっと癖になりそう。
    夢の邪魔をしてしまったのか、ふいに永美子ちゃんが向こう側に寝返りを打つ。
    「え…そっち向いたら、俺顔見れないよ。ねぇ聞いてる…?」
    もちろん聞いている訳もなく。黒い髪が仕切りの様に区切ってしまい、可愛い顔が見れなくなってしまった。え〜…永美子ちゃん普段は表情コロコロ変わるから、今みたいなのは珍しいのに…遊べなくなっちゃた、どうしよう。布団の中で足先で遊びながらうんうんと唸っていれば、ふといい事を思いつく。雪が降る前の寒気さに身を縮めながらすぐさま隣の布団に潜り込む。向こう向かれちゃったから顔は見れないけど、さっきより温かさがあった。更に温かさを求めようとして、後ろから抱きつこうとして、片手の行き場がない事に気がつく。まぁ、今はいいや。今度そうしたいって、永美子ちゃんに言ってみよう。
    小さな足に自分の足を絡め、自分よりも小さな身体を軽く抱きしめる。起きたら、どんな顔をしてくれるのだろうか。顔を赤らめて、俺の名前を呼ぶのだろうか。それとも眠い目を擦りながら、おはようと言うのだろうか。
    早く起きないかな、なんて事を思った頃には、再び夢の中に入っていた。
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