尾月3両の手足を拘束された月島は、何も纏っていない腰だけを高く突き上げて、ベッドへうつ伏せに寝かされていた。
「尾形、やめろ!…本当に汚いからっ」
月島を拘束した張本人は拗ねた様に口を尖らせ剥き出しになった腰を撫でた。
「だって、アンタが顔騎してくれないって言うから…」
「っ…わかった、風呂はいったらするからっ、だから先に風呂入らせろ!」
「もう遅いです」
尾形の言葉に月島が息を飲んだ。
「駄目だ、ほんとに、汚いから…やめてくれ」
首を捻り尾形に視線を向けた月島が懇願する。
「だから、もう遅いですって」
「おがた、やめろ、」
月島の声を無視して尻臀を掴み左右に拡げた。
「はっ本当に汚ぇ…ティッシュの屑付いてんじゃねぇか」
「っ!おがた!…やめろっ」
首まで赤くして怒鳴る月島の目に薄らと膜が張る。
「大丈夫、月島さんの気持ちいい事しかしませんから…好きでしょ?ここ舐められるの」
「嫌だ、おがた…やめてくれ」
月島の尻に顔を近づけた尾形はその後孔にふっと息をふきかけた。
「んっ」
「っ!…おがた、やだ」
震える月島の脚を撫でながらそっと後孔に舌を這わし舌全体を押し当てゆっくりと唾液を塗りたくる。舌先で固く閉じた後孔を啄けば月島の呼吸が荒くなった。
「ふっ、ふぅ、…っふ」
舌先を尖らせ穴の縁をなぞる様に擽ると次第にひくひくと伸縮をし始める。
「ふっ、ぅ…はぁ、ふ…」
尾形の唾液がぴちゃぴちゃと音を立て始めた頃、月島の呼吸に快楽が混ざりだす。
「ぅ、ん…ふっ、はぁ、…おがたぁ」
「んん、なんれすか?」
月島の中に捩じ込むように舌を伸ばした尾形が間の抜けた返事をする。
「も、いやだ、…!」
月島の静止を無視してだらりと垂れていた陰茎を指で弾くと大きく体を跳ねさせ声を上げた。
「嫌と言いつつしっかりおっ勃ててんじゃないですか」
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後孔の周りに生える毛をそっと唇で挟み引っ張ると月島の腰がビクリと跳ねた。
「ひっ」
その拍子に月島の陰茎からパタパタと精液が垂れる。
「ははっ、けつ毛引っ張られてイったんですか?」
「ちがっ、う、」
「違わねぇだろ、この変態が」