Recent Search
    Create an account to bookmark works.
    Sign Up, Sign In

    1112to0525

    @1112to0525

    ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 2

    1112to0525

    ☆quiet follow

    未来軸彰冬。同棲済み。
    愛が重い冬弥くんと、それをちゃんと分かってるし自分の方が大概だと思ってる彰人くんのお話。

    まあざっくり言うと、タイトルってことです。
    似たようなお話ばかり錬成してしまいますが、ヘキなのでご勘弁を……
    ※このお話の時間軸では、同性婚が法律で認められています。

    フォロワーさんのお誕生日である7月21日をテーマに書かせていただきました。
    改めておめでとうございます!!🎉🎉

    #彰冬
    akitoya

    Tap to full screen .Repost is prohibited
    😭💒💒👏👏👏👏💒💒💒👍👍👏
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    related works

    recommended works

    sannomekun

    DONE彰冬/🍁❄

    『その言葉のその先を』

    ❄誕小説

    ⚠同棲設定&年齢操作
    ご飯の匂いで気が付いた。

    今日のバイトは朝の六時からラストまでだった。冬弥に言っていたっけ。シフトが決まるとメッセージ送っているし、冷蔵庫に貼ってるから大丈夫だろうと思っていたのに。

    エプロンの紐が動いた。

    「彰人」

    一口サイズのおかずをつまみ食いしようとした手が掴まれる。でももう掴んだ(おかずを)のだ。

    「彰人、つまみ食いは駄目だろう」
    「分かってるって」

    小言がくる前に飲み込もうとしてもそうはいかない。

    「冷蔵庫に牛乳とおかずも、少しある」
    「……あぁ」  

    つまみ食いしたことを冬弥は怒っているかと思えどそうでもない。おかしそうに笑って、また卵焼きを巻いていく。

    「お前、オレが教えたらそればっかり」
    「彰人から教わったから、俺は料理を作ることが出来た」
    「ちげーな。オレはきっかけを作っただけだ。そっから作り続けるかどうかはお前次第だろ」
    「彰人から知ることはいつも楽しいし、喜ぶ顔を見るのは俺も嬉しい」

    最近冬弥はこんな笑い方をする。真っ赤な夕日のキッチンで、白いエプロンで彰人から教わった卵焼きを焼いている。

    昨日と同じことの繰り返しで、当たり前の光景なのに、な 1542