タイムカプセルは土の下「……ッうわ、びっくりした」
部屋に戻ったら、兄さんが床に落ちていた。

ぼくーーテオドルス・ヴァン・ゴッホは、ミステリーハウスの一件後……諸々あってまた、兄さんの霊基の一部として繋ぎなおされ、現界した。
兄さんのオマケの幻霊として正式にカルデアをうろつけるようになったものの、何もしていないというのも気が塞ぐので日中は主に資源の在庫管理やリスト化、帳簿付けなどを手伝っている。
兄さんからはワーカホリックなんじゃないですか？などと言われているが、やる事がないと落ち着かない性分なのだから仕方がない。
実際この手の事務作業は生前からの得意分野だし、まあ居候の幻霊の割には我ながら上手くやっている方だと思う。
…それはともかく。

【彰冬】黑与白的边界线 从某个方向射过来的刺眼的闪光，人群的尖叫声以及姗姗来迟的剧痛充斥在青柳冬弥的脑内。
诶？我这是……怎么了……？身体……动不了……
他努力地尝试着移动身体，最终他成果地将头转了一个方向。
然后他对上了，苍白的，已经没有了呼吸，双眼紧闭着的东云彰人的脸。
“……”绝望席卷了他的内心，他尝试张口呼唤搭档兼恋人的名字。
但他失败了，甚至没法鼓起勇气再尝试一次。
他只能无力地看着已然死去的恋人，连把头转回去都做不到，感受着渐渐失温的身体，呼吸也越来越微弱。
最终，他失去了最后一丝意识。

————

由黑白灰三色组成的恶魔此刻正百无聊赖地靠着栏杆，身后是广阔的海面。
他在心底里重重地叹了一口气。