Recent Search
    You can send more Emoji when you create an account.
    Sign Up, Sign In

    ちʕ•̫͡•らʕ•̫͡•し

    表にあげられないものや落書き置き場。煉右(今のところ炭煉ばかり)。気が向いたら他CPも…予定は未定。

    ☆quiet follow Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 5

    踊り子煉獄さん(褐色)描きたいところだけ描いたやつ。ネタメモ描きつつリハビリ。

    18↑? y/n

    #炭煉
    charcoalMaking

    Age verification
    Tap to full screen (size:2894x4093).Repost is prohibited
    😍🌋💖💖💖💖👏👏👏👏💘💘💘🌋🌋🌋☺👍👍👍💘💘💘👍🙏🙏🙏🙏💕😍😍😭💘💘💘💘💒💘🌋😍😍☺☺☺😭😭☺☺💒💒👏😍💘💘💘💗🌋💖👏
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    related works

    recommended works

    Tari

    DONE相互さんのお誕生日祝いで書いた炭煉小説です。
    なんにも起きてないですが、柔らかく優しい情感を描きました。
    水温む 下弦の鬼を斬ったときのことだ。そのときの炭治郎には、実力以上の相手だっただろう。常に彼は、強い相手を引き寄せ、限界を超えて戦い、そして己の能力をさらに高めているのだ。
     そのときもそうやって、とっくに限界を超えたところで戦い、そして辛くも勝利した。最後の最後は、満足に身体が動かせなくなった彼のもとに、煉獄が別の任務から駆けつけてくれ、援護してくれたのだ。
     我ながら、悪運は強いと思う。こうして柱に助けてもらったのは、初めてではない。普通なら、とっくに鬼に殺されていたところだ。
     煉獄がほかの柱と違ったのは、彼が炭治郎の戦いを労い、その闘志や成長を率直に喜んでくれるところだ。
    「見事だった、少年」
     そう言って微笑んだ顔が、それまでに見たことのないような、優しい表情で。父や母の見せてくれた笑みに似ているが、それとも少し違う。多分この人は、誰に対してもこんなふうに微笑むことができる。それが家族や恋人でなくても、等しく慈しむことができる人なのではないか。限りなく深く、柔らかな心を、その匂いから炭治郎は感じ取った。
    4145