デートの途中で偶然喫茶店フォレスタに入った南白南「ねえ、あそこにいる二人、なみ達みたいだね!」
白「あそこ?……ああ、あの和装のか?」
南「うん!でメイドさんが男の娘でしょ。」
白「でしょって……あの背の高い女給、男か」
南「のはず!似合ってるよね。もし手袋してたらなみも気づかなかったかも~」
白「言われてみれば確かに、手が筋張っているが……。しかしそうか、確かに和装と女装か。」
南「ね。なみもあんな格好してみよっかなぁ~。白廉どう思う?」
白「いいんじゃないか?……そういえば、なみはあまり淡いピンクを着ないな」
南「う~ん、なみイエベ秋だからなぁ」
白「いえべ……?」
南「白廉もあの子みたいなガチ和装で今度デートしようよ~。」
白「あまり奇異の目に晒されるのは好きではないから避けていたのだが……。ああやって日常的に来ている者もいるのだな。うん。次はそれで遊びに行くか。」
南「やった!いいとこ考えとくね!」