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    黒羽(DQアカ)

    Twitterに流しにくいものを垂れ流します。

    2023.05.17 Twitter垢 乗っ取りに合っています…
    近いうちに連携切る事になるかと…。
    無念。

    からの、復活!!!
    ヒィーーーハァーーー!!!

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    黒羽(DQアカ)

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    いつかやりたかった。
    Part6

    注意
    ・竜人族の皆様へ、最近就任された新しい竜神王様の件、道端インタビューしました。
    ・本編のその後のお話です。
    ・エイトが竜神王の跡を継いでいます。
     ED後からの二次妄想作品です。
     真EDのネタバレあります。自己防衛下さい。
    ・残念ながら、カッコいいククールはいません。

    問題ない方は、どうぞお進み下さい。

    #クク主
    kukuMaster

    クク主 竜神王√ 短編集⑤◆村人 女性2人
    Q.新しい竜神王様に対しての印象を教えて下さい。

    A:とても素敵な方です。でも、前の竜神王様に比べて、随分お若い印象ですわ。
    B:そうよね。確か、お生まれになってまだ20年位なんだとか…。人間とのハーフでいらっしゃるせいか、少し童顔に見えますわね。
    A:それなのに、歴代最高のお強さなんですって!長老達が噂していたわ。
    B:そうなの?お身体の線も細くいらっしゃるのに、意外よねぇ。でもそんな所も素敵…。
    A:あと、この里の為に、日々ご尽力頂いておりますわ。こまめに私達へもお声をかけて頂けますのよ。
    B:私この前なんて、水汲みをお手伝い頂いてしまったわ。重いでしょ?なんてさらっと水瓶を2つ持たれて…。もうきゅんってしました!
    A:きゃー素敵!本当にお優しいのよね、エイト様!
    B:ねー!あと、容姿もお可愛らしくて…里に来た頃は塞いでいらした時期もありましたけど、最近はニコニコ笑っていらっしゃる事も多いんですよ。
    A:そうそう!ククール様と番われてから微笑まれる事が多くなったわよね。もう可愛いらしくて!
    B:私は、あの影のある微笑みも素敵だと思っていましたけど…。今の竜神王様が本来のお姿なんでしょうね…。
    A:ククール様が里に来て下さって、本当に良かったですわね。
    B:あっそういえば、この前のお姿見た!?黒いリボンで髪の毛束ねていらっしゃったでしょ?あれ、ククール様からのプレゼントらしいわよ。
    A:きゃあ!そうなの!?長い髪も素敵だけど、1つ纏めもお似合いよねぇ…それが番からのプレゼントとか…もう堪らないわ!
    B:リボン素敵ですねってお声かけたら、ポッとされて、ありがとうって言われたの!その時に聞いたのよ。思わず悶えたわ。
    A:あぁ…エイト様、お可愛らしい。
    B:もうずっと、竜神王はエイト様でいいですわ。

    ※結論※
    エイト様は可愛い。


    ◆村人 男性3人
    Q.新しい竜神王様に対しての印象を教えて下さい。

    A:あぁ、竜神王様な、すごくお強い方だよな。
    B:見たか?この前の力試しの試合!マジ瞬殺!相手が剣だからと竜神王様も剣で対応してたが、赤子を捻るようだったよな。
    C:元は槍が専門の方なんだよな。それを相手に合わせて変えるなんて大した自信だ。武器に精通されてらっしゃるんだな。
    A:武器だけじゃないぜ、呪文もだ。あの雷の呪文は滅多に使えないぞ。ありゃ誰も勝てないよ。
    B:…あんなに可愛い顔してらっしゃるのにな。
    C:本当にそれな。
    A:顔といえば、試合中はもう鬼神の如き強さなのに、終わるとニコリと微笑まれるだろ?またそのお顔が可愛いらしいよなぁ。
    B:ギャップがやばい。
    C:そこが良いよな。…俺あんな嫁さん欲しい。
    A:は?
    B:は?
    C:強くて、笑うと可愛くて、家に帰ってあんな顔で微笑まれてみろ。堪んないだろ。
    A:まぁ…。
    B:…たしかに。
    C:しかも、噂だと料理や家事もされるらしいぞ。最高の嫁じゃないか。
    A:元々、どこかの国の従者をされていたらしいからな。身の回りの事にも長けていらっしゃるんだろうな。
    B:ほう…どこか芯があるのはそのせいか。いつもピシッとしてらっしゃるもんな。
    C:そんな竜神王様が、自分の前でだけデレたら…おまえどうする?にこってされたらどうする?
    A:えっ…。惚れる。
    B:堪らない…よな。
    C:だよなぁ〜。
    A:とはいえ、それも夢だ。竜神王様はもう番われていらっしゃるだろ。
    B:あぁ…あの銀髪の人間だろ?あいつもすげぇ綺麗な顔してるよな。元々旅してた頃の仲間なんだっけ?
    C:昔、何回か里に来てたよな…確か仲間には胸でかい美人もいたのに、銀髪の色男を選んだって訳だ。男イケるなら、俺でもチャンスあったのか…と思うよな。
    A:ばぁーか!おまえなんかに竜神王様がなびくかよ!
    B:ま、儚い夢だな。
    C:俺、竜神王様がこの前指輪してるの見て地味にショックだったんだけど。…人妻ってのもいいよな。
    A:あ〜命が欲しかったら辞めておけ。あの銀髪の色男、独占欲すごいぞ。俺この前、竜神王様に里の設備の件で相談しに行ったんだが…なんていうか、美人の睨みは男でも凄いって実感したぜ。
    B:少し手を出してみろ、あの色男も相当な強さらしいからな…ま、その前に竜神王様の手で一捻りだな。
    C:竜神王様になら叩かれてもいいかな…。
    A:…。
    B:…。

    ※結論※
    竜神王様は可愛い。


    ◆里の子供達 複数
    Q.新しい竜神王様に対しての印象を教えて下さい。

    A:えーと、優しいお兄ちゃん!
    B:この前、私に文字教えてくれたの!あと少しでお手紙書けるようになるって言われた!楽しみ!
    C:あと、最近は剣と魔法も教えてくれるの。この前ホイミ教えて貰った。うまくできたら撫でてくれたの!
    D:僕も!でも回復はククールが上手だからって言われて、それからはククールに教えて貰った。
    C:ククールも優しいよね。でもたまにしかいないからつまんない。
    A:ククールは竜神王様の番なんでしょ?なんで里に居ないのかな?
    B:浮気してるの?
    C:竜神王様可哀想〜!
    D:よし!僕大きくなったら竜神王様と結婚する!
    A:私も!竜神王様のお嫁さんになる!
    B:私もなる!
    C:ダメよ。一度番になったら、竜神王様がククール嫌いにならないと結婚できないんだよ。
    D:そうなの?もし僕の方が、竜神王様の事好きって言ったら結婚できる?
    C:その時はククールと決闘しなくちゃだめよ。
    B:ククールと闘うの?それはやだなぁ。
    A:それでククールが番解消?をすると竜神王様と結婚できるようになるんだって。
    D:でもククールは強いって、竜神王様言ってた。
    B:…竜神王様、ククールの事大好きだもんね。
    A:そうだよね…でもずっと好きかは分からないし。
    C:私達が大きくなる頃には竜神王様の気持ちも変わるかも?
    B:様子を見よう。
    D:そうだな。
    A:賛成。
    C:うん。

    ※結論※
    大きくなったら、竜神王様と結婚する。



    ◆報告

    「…と、これが世論よ。」
    「でがす。」

    久々に遊びに来た、ゼシカとヤンガスが口をそろえて言う。
    懐かしいメンバーでディナーを終え、リビングのテーブルで向かい合っている、そんな最中だ。
    一部始終の報告を聞き、ククールはわなわなと震えている。

    「おまえら…久々に来たと思ったら何をしてんだ!」
    「だぁって、エイトは日中竜神王の仕事で忙しいし、あんたもなんやかんや教会の子供達の相手してるから、暇で暇で。」
    「久々だからこそ、第三者として情報収集をしたんでがすよ。」

    ゼシカとヤンガスが、食後の紅茶を飲みながら言う。

    「でも確かに、貴重な意見が聞けたかも。僕、やっぱり幼く見えてるんだね…頼りないって思われちゃってるかな。」
    「は!?そこ!?違うだろ!」
    「え?」
    「おまえ、オレにいつも考えすぎとか言うけど!ほらみろ、里全体から狙われてんぞ…。決めた、明日からエイトは外で微笑むの禁止。」
    「えぇ〜?」

    皿の片付けを終え、エイトがククールの隣に腰掛ける。

    「あーヤダヤダ。懐の小さい男は嫌ねぇ?エイトが可愛いのなんて、今始まったことじゃ無いじゃない。」
    「ぐっ…!」
    「僕そんなに童顔かなぁ…。」
    「兄貴はカッコいいでがすよ。」

    ショボンとするエイトに、ヤンガスがブレずにフォローを入れる。
    その隣で、ゼシカがニヤニヤとククールを見る。

    「子供達に関しては、確実に狙ってるわよ。将来の、エイトのパートナーの枠を。」
    「あいつら〜!」
    「あはは、可愛いねぇ。」
    「ククール、その時は決闘するでげすか?」
    「まぁ…時が来たらな。」
    「まぁせいぜい頑張んなさい。」

    そんなやりとりを見て、エイトが笑った。

    「ふふ、大丈夫だよ。あの子達も言ってたじゃない。僕がククを大好きな間は大丈夫だって。」
    「…でも、気持ちが変わるかも、って様子見られてんですけど?」
    「変わる予定はないから。」
    「……本当に?」
    「うん。」
    「…そ。」

    ククールの隣で、エイトが微笑む。
    ククールはその顔を見て、恥ずかしそうに目を逸らした。
    そんな2人を、ゼシカとヤンガスが微笑んで見つめる。


    「…なんて言うか、色々変わったわね。乗り越えた、って言うのかしら。」
    「そうでげすな。兄貴が幸せそうで本当によかったでげす。」
    「2人には…色々心配かけてごめんね。」
    「いいのよ。いきなり居なくなった時は怒ったけど。謝りに来てくれたしね。」
    「アッシらが、今更兄貴を嫌いになるとか、1ミリもないでがすよ。」
    「…うん。ありがとう。」

    2人の言葉に、エイトが恥ずかしそうに笑う。

    「そんなエイトが、唯一選んだのがあんたなんだから。しゃんとしなさいよね、ククール。」
    「兄貴の優しさに、甘えてばかりじゃいけないでがすよ。」
    「わーってるよ。」
    「大丈夫、ククは僕の事、すごく大事にしてくれてるよ。」
    「…本当にぃ〜?」
    「最近下界にきて、一人旅してるんでがしょ?酒場でまぁた女の子に声とかかけてるんじゃないでがすかぁ〜?」
    「おまえらな…。もう昔のオレじゃありませんので、そんな事してませ〜ん。」

    ククールがテーブルに肘をつき、つーんと明後日の方向を見る。
    それを、エイトが横から口を出す。

    「それね、僕が旅に出るように勧めたんだよ。広い世界を見てほしくて。だから、そこで何をしてもククの自由だから。」
    「え!そうなの?」
    「仮にそうだとしても、浮気は許しちゃダメでがすよ兄貴。」
    「だから、しないって…。」
    「大丈夫、ククの事信じてるから。」
    「エイト〜!(キスしようと顔近づけ)」
    「(ククールの顔を手で遮り)恥ずかしいからヤダ。」

    「…なんて言うか、本当に素直になったわね。」
    「良い事でがすな。」

    そう言い、ゼシカとヤンガスは微笑んだ。






    【完】


    ある程度落ちついた頃。
    みんなが里に遊びに来てくれる、そんな所まで関係が落ち着いた時に、やってみたかった道端インタビューです。

    ククールが意外と面倒見がよくて、里の女性方から支持があつかったのは、ゼシカの采配でオフレコとなりました。

    ここまでお読み頂き、ありがとうございました。


    2022.10.12 黒羽
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