コラボカフェレポ代理ギャルドラ小説『クピーおまたせェ、行きましょ』
『私も今来たばかりですから大丈夫ですよ、楽しみですねぇ』
アタクシたちは好きな作品がコラボカフェを開催するとのことで向かうところだった。
駅から5分くらいのところにあるそこはメイドカフェで
その中で開催しているとのこと。
初めて行くからちょっとドキドキだったが、内装は落ち着いたものでお屋敷のような雰囲気を感じる。
壁や窓には所々作品のキャラクターが貼られておりちょっとネタ枠で主人公がロボに囲まれてた。
2人で写真撮った後にとても笑ってしまった。
『ひー…お腹痛い…あ、ご飯何にするゥ?アタクシカレー』
『私もカレーにしちゃいましょうかね、デザートどうします?』
『迷うわぁ…あ、ドリンクはスペシャル頼みましょ!!』
『いいですね、セリフどうします?』
『どーしよ、全然決めてなかったぁやだ…決めた?』
『ううん、まだぜんぜぇん』
一通り頼み終えてアタクシは展示されてるのを撮るために席を離れて撮影禁止以外を撮って、展示物を見ていく。
スペルビアがメイド服着てるのほんと面白いわね、あ、恨めしそうに見てる。
すると配膳しに来たスペルビアがイヤイヤと来る。
『どーもお待たせしましたーー!…なんで来たんだ主達ぃ…!!』
『たまたまですよ、私達も見てたんです』
『まだ2話くらいなんだけどォ』
『まぁよい…テーブルに乗り切らぬゆえ食後にデザート持ってくるぞ』
配膳はきっちりとこなして時たまコチラを見ていっーだとしてくるスペルビアにこっちも負けじといっーと返したらクピリダスからチョップされた。
『あ、美味しい〜〜!カツがサクサクだわ…あつあつだわ…あちち…おいしい〜…』
『ですねぇ、こんなに美味しいのすごいです…見てても楽しい…美味しい…ん、イサミんからだ』
『
あら、いまブレイバーンとデートなのに?』
『美味しいお店見つけたから今度行こうですって、あ、ほんとに美味しそう』
『マ?あら、本当だ!えぇー美味しそうですねぇ』
[美味しそうな店みっけ⭐︎みんなでこんどいこ!]
ブレイバーンとくっついてツーショしてるのを送られてきた。
伸ばした髪の毛をローボニーで纏めて碧のスタッドピアスが光っている。おそらくブレイバーンがプレゼントしてるんだろう。
少し照れてそっぽ向いていたせいで少し顔が見切れていた。
『あらやだあのゴリラちゃんとセンスいいの贈れるじゃない』
『ね、思いました!意外です、えー私達もあとでアクセショップいって買いに行きましょー!』
『負けてらんないわねッ…!』
そうこうすればカレーを食べ終わり、スペルビアが回収に来た。スペルビアからそろそろバイト上がれるからとありそれじゃあとデザート食べながら待っていると返答する。
青が強烈なそのパンケーキには固めの生クリームがたっぷりと乗っておりこれは4枚に均等になるように塗らなければとフォークでなんとか分ける。
クピはフルーツポンチを頼んでいてそっちはさっぱりしていそうで美味しそうだった。
クリームに乗っていたビスケットを一個クピにシェアして食べていく。
青いのは着色された練乳だったようで、甘党のアタクシは大喜びでしっかりパンケーキに付けて食べていく。
途中でコラボドリンクの緑茶を頼み赤ちゃん煎餅食べていたらクピから似合うねーと言われたので脛を蹴っておいた。
『あー美味しかったぁ〜、先にお会計済ませておきましょ』
『そうですね、分けてできないですもんね』
『アタクシ一万崩したいから払っちゃうわ』
『じゃあ後でお渡ししますね』
会計を済ませるとお店の入り口でスペルビアが待っていた。
『着替えちゃったのぉ?可愛かったのにぃ…』
『まったく…他言無用であるぞ…!』
『言いませんよ、この後どうします?』
『2人が良ければ我の家で晩飯はどうだ?ルルが喜ぶ』
『あらやだいいの?じゃあ行っちゃお〜』
『ふふっ、途中で買い物して行きましょうか』
そうして駅途中にあるスーパーで買い足してスペルビアの家へ向かうのだった。