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    パルミ

    三度目の飯より飯綱掌

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    パルミ

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    書いてるうちに自分はなんか納得したんだけど日本語が不自由すぎて多分人が読んでもよくわからないし所詮日替わり解釈だしでもメモは残しておきたいという熱い気持ちだけで書いた

    佐久早聖臣のモチベーションとカワイソウの意味について佐久早聖臣のモチベーションについてという疑問への光明。それは42巻368話、烏野・井闥山の敗退回で、発熱退場した日向や烏野メンバーへの可哀想というモブ男女の憐憫に対し、佐久早が彼らを可哀想がるなと一蹴するところを考察していたところから始まった。

    可哀想と言われることがカワイソウだと、佐久早はなぜそう発言したのか?もちろん主将の飯綱さんの怪我退場の件ありきの発言だとは思うんだけど、牛若を倒して全国までやってきた日向や烏野メンバーに対しても確かなリスペクトを感じる。佐久早は意外と誠実な男なんだよな…そこは何となく…わかる。不用意な奴は嫌いだと言いながらも、日向を、烏野を、険しい全国への道を登ってきた彼らの努力自体を心から認めているからこそ出た言葉だと思う。
    …しかしだワトソン君、日々の努力をただ認めることがこの“可哀想ではない”に繋がるだろうか?確かにそれだけではいまいちピンとこなかったが、答えは2頁前の北スァンが知っていた。『─全部筋肉』。そう、日々の努力はただ1日1日を通りすぎるものではなく、ひとつひとつが積み重なり蓄積していくものなのだ。雑巾かけの一往復、ボール拾いの一本、スクワット無限回、その後の美味い飯で彼らは出来ている。『─全部ここにあんねん』。後の世で世界の宮アツをも支えることになる紛うことなき名言に、読者は嗚咽を漏らして涙したことだろう。私も今この考察文を打ちながら咽び泣いている。齢18にしてこの説得力、ただ者ではない。圧倒的…老成感…北スァンの中身が「転生したら高校生バレーボーラーだった108歳哲学者」とかでも全然驚かない。…脱線したが、北スァンの言うように佐久早もまた、積み上げた努力は人をつくるということを身をもって知っていると考える。

    ―負けたからといって、努力が無駄になったわけじゃない、常に備えてきたことや手を尽くした事実が消えたわけでもない、全部無くしてなんかない。この人は、“ここにある”―そう飯綱さんのことを思っていたとしたら。

    そして、勝負の結果が伴わずとも、努力の結晶たる心身は失われないということを純粋に良いことだと捉えられるのは、その積み上げた努力や経験が、この先へ、伸びた白線の先に繋がるものだという認識と続く未来への希望が含まれているからなのでは???ただ敗北の足元に全てが残ると思っているのであれば、それこそ可哀想以外の何者でもないはずだ。

    ―試合が終わったからなんだ?春高が終わったからなんなんだ?そんなことで積み重ねたものは消えない、この人の努力は全部ここにあって、全部未来へ繋がってる。だから、可哀想なんかじゃない―

    たとえどうしようもない理由で負けたとしても、可哀想だと言われることは、彼らが積み上げてきたものがたったひとつの勝敗の前に全て無駄になったと言われているようでカワイソウだ。それは、コロコロには興味を示してもJOCベストセッターという肩書きには微塵も興味を示さない、勝敗や結果に拘らない佐久早ならではのアンサ―になるんじゃなかろうかと思った。
    ちなみに、先ほどの妄想佐久早のモノローグ『この人は、ここにある』という一文だが、我ながらナイスモノローグだったと思う。佐久早の飯綱さんその人に対するリスペクトがこれでもかと詰まっていて、溢れる涙で前が見えない。なんという名解釈…。全私が咽びなく感動の自家発電…萌えの自給自足…とても良い…。これだから考察(妄想)はやめられない。

    さて、ここで佐久早のバレーボールを含む人生へのモチベーションとはなんぞやとう最初の疑問に立ち返る。飯綱さんの言葉に理想の最後というものを考える佐久早。いつ終わっても良いように1日1日を注意深く手を尽くしたいと願う佐久早だが、その言葉が示す終わりには、本当の死やバレーボール選手としての終わりなど大きな区切りだけではなく、春高の終わり、試合の終わり、一瞬のプレイの終わり、そんな小さな終わりの積み重ねも含まれると思うとどうだろうか。まだ20台前半の佐久早が常に大きな終わりの瞬間だけを見据えて生きているなんてあまりに悲しい。人生は長く、始まりも終わりも決してひとつではない。今この一瞬が終わったとしても、積み重ねた自分はちゃんとここにある。今ここにある最良・ベストな自分を、次の一瞬へ、次の終わりへと、最良を保ち継続して繋ぎ続ける。そのために注意深く、手を尽くし、この瞬間がいつ終わっても良いと思っていたいと。そんな前向きで常に一歩先へと歩み続けるようなメメントモリ精神ならば、今なお一線で活躍し続ける佐久早のモチベーション足り得るかもしれないと思い至り、佐久早の今後の人生に勝手に希望を抱いている。ハァーーーーッヒカリアレ!!!!!(全て妄想です)

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