人間AU👿👼♀。いつも若輩者のイメージでスケベ含めて語ってるんだけど、中の人達の年齢寄りなのも読みたいのよな。仲は良いのにお互い無自覚で付かず離れずやってたのを40も過ぎ人生の折り返し地点にある二人が恋を漸く自覚して、アタフタしながらくっついてく壮年期のラブストーリーも良いよね…😌
アジは兎も角クロウリーの方はモテモテだからさ。普通に彼女っぽいのを作っては別れてを繰り返してたわけですよ。浮気なんてダサイ真似は絶対しないけど、来るもの拒まず去る者負わずで、女にはまぁ〜困らない。ワン・ナイトラブとかもそこそここなしてたりして…最短で一週間で別れた!って時なんて、アジ♀はそりゃあ呆れて説教したりしてたんだよ。
『どうしてこうも長続きしないもんかなぁ。最長記録でどれくらいだっけ』
『…2年…?』
『も、保った?』
『…正確には18ヶ月と13日。最後の方は向こうが海外出張に行ってて半年振りのメッセージで別れ話を切り出されたな。現地の男と結婚するって』『実質一年…っ!!滅茶苦茶サバ読んでるじゃないか!……で?今回はどんな理由だったの』
『さぁな。もっと他に都合の良い男が出来たとかじゃないか?金はなくても連絡のマメな、愛に溢れた男とか』
するする淀み無く舌から滑り出た言葉は半分嘘で半分本当。クロウリーの十以上歳の離れた彼女、いや"元"彼女に他に男がいたのは事実なんだけど別れた原因は別のところにあって、きっかけは彼女がクロウリーの携帯に表示されたアジラフェルからのメッセージの通知を覗いたことだった。
誰よ、アジラフェルって。
怒ったような彼女の声に、後ろ暗い所もなかったクロは、面倒くせ〜〜とは思いつつ素直に長年の親友であるアジのことを話したんだけど、イマイチ腑に落ちてない感じの彼女に
『どんな女?写真とかないの?あるなら見せてよ』
ってしつこく絡まれてね。
カメラの中に入っていた天使の写真を見せたら(因みに、クロウリーのアイフォンには当〜〜然のようにアジ専用の写真フォルダがある。嫌なことがあった時、クロウリはそれを見返してちょっと元気出したりする。)現役モデルだとかいう彼女は一気にホッとしたような顔をした後、アジ♀のファッションやスタイルを上から目線で誂うんだよ。
で、気分を害したクロウリーが押し黙ってると、その様子に気付いた女は反省するどころか再び眦を釣り上げてみせた。
『なんか不機嫌になってない?…彼女、もしかして元カノとか?そうじゃなくても一回くらい寝たりした?』
『違う違う!アイツはそんなんじゃあない。あり得ない』
『…まぁ、そうよね。それはそうだわ。だって彼女……ふふっ、年齢は仕方ないにせよ、ベッドの上であなたと裸を見せ合うにはもう少し痩せなきゃよね?』
『……』
『このセンスも酷いもんだけど…。まぁ、確かにあなたの言うように"良い人"っぽい雰囲気はよーく伝わるし、彼女にはこれが似合ってるのかしら?』
パシャ
と、音がして。
気付けば頭から水滴を溜らせた女が、呆然とクロウリーの手元にあるグラスを見ていた。
『……… は?』
『あー……すまん、かかっちまったか。今タオルを持ってくる』
『はぁ?ふざけんなよ、わざとかけただろ。なに?もしかして本気で怒ったの?』
『怒ってない。勝手に誤解した上、人の親友をあれこれ論評をするなんて、見下げ果てた性格だと呆れたんだ』
『はぁ?!元はあんたがまぎわらしい真似したからでしょう!』
そこからは言い合いってか、彼女が一方的に興奮して口撃してくるのを、クロウリーが面倒くさげにいなして…。
最終的にはアジのことを"年増のビッチ"呼ばわりした彼女に向かって
『いや、ビッチはお前だろ。…マリファナ好きの彼は達者でやってるか?この部屋のコンドームすらお前に持ち出させるようじゃあ、まともなセラピーにかかる金もなさそうで大変だろうな?』
っつーキレッキレの煽りをかましてしまい、ブチ切れた女がクロウリーの高級シャツにEspressoの染みを作って出ていった所でゴングが鳴って試合終了した。
クロウリーは、日頃体型維持を意識して水分補充に気を付けてる彼女が飲んでた炭酸入りウォーターで濡れた絨毯を見下ろしながら、水じゃなくてクランベリージュースとか飲んでたらよかったのになぁって思った。髪にかかったら凄いベタベタするやつ。
『はぁ…その様子じゃあどうせ今回もろくに話し合えないまま終わったんだろう。あのね、何度も言うけど、君はもっと女性一人一人と真摯に向かい合うべきだよ。』
『俺は誰かと付き合ってる時に他の奴と寝たことなんてないがな』
『そうじゃあなくて。君って男は折角優しいのにへんに露悪ぶるし、相手の誤解を正そうともしないだろ。もう良い年なんだから、今まで通りのらりくらりを続けてたらいつの間にか一生ひとりだよ?』
『お前だって独身だろ。彼氏がいたこともない』
『私のことはいいの!恋愛とかわからないし…。それにこの本屋こそが私の最高の恋人で夫だもの!』
『ほぉ〜。まぁ確かに、お前はここじゃあ実に気持ち良く"寝てる"しな』
『クロウリー!😠』
『はは!😁』みたいな。
それから、今日はもう泊まってくでしょ?っていうアジの誘いに、クロウリーは嬉しそうに笑って、『お前の好きそうなツマミを沢山持ってきたんだぞ』ってパンパンに中身の詰まった紙袋を出してくる。
代わりばんこにシャワーを浴びて、寝る準備を完璧に整えたら二人は寝室に向かった。『明日は店を閉めよちゃおうかな。中古の映画のDVD、面白そうなの何本も買ったんだよ!』
『TVも買い替えたんだし、いい加減サブスクに入れよ。その方が手間も金もかからんぞ』
『現物が手に入らないのはどうも落ち着かない』
アジの仕事場と住まいが一体感したこの本屋には、ベッドは二階にある寝室に一つしかない。キングサイズの大きなそれは勿論彼女が寝るためのものなんだけど、本屋を建てた際、毎日使うんだから広くて大きいのが良いんだけどどうしようかな…と悩んだ彼女に、折半を申し出て購入させたクロウリーにも半分権利がある。
そうして寝間着姿の男女は、お互いの石鹸の匂いが届く近さをなんとも思わずに一緒のベッドに入るんだなぁ〜。
いつも少しだけ乾ききってないアジ♀の髪にたっかいヘアオイルを付け、ドライヤーで乾かしてブラシで梳かしてやるのがクロウリーの楽しみの一つで、一緒に映画を見ている間、彼は自分が仕上げてやった天使の髪を指先で弄ったり時々、匂いも嗅ぐ。
はたから見れば、『そ、それでセックスしてないんですか…?!』っていう距離感でありながら、このクロウリーは未だにアジ♀の裸を見たことが一度もないのじゃ。
まぁ、いずれ隅から隅まで隈なく見ることになるんですがね?!ベッドの上からだけでなく!
へっへっへ!!😏
でも今のクロウリーは彼がどこぞの馬の骨と別れて自棄酒という名目の(実際は👼♀を酒に誘う体の良い口実にしてるだけでそこまでショックじゃない)酒にアジラフェルを誘う度、彼女が内心嬉しくしてるのを知らないんだろう。
"まったく!隙あらば悪ぶる彼の優しい心根を、最後まで疑わずに一緒に居られるのは私くらいなもんじゃあないか?!"ってちょっと誇らしく思ってるんだ。
本屋のポストを覗いた際、多くの郵便物に埋もれた結婚式の招待状を見付ける度、その差出人を確かめるまでは、わけも分からず息を止めてる彼女の、吐き出された溜息の温かさをクロウリーは知らないだろうな。
はぁ〜〜……。…我ながらなんと素晴らしい妄想じゃ。
クロアジ♀セクースしてくれ…最初はスキン付けて。そのうち生で。
別に守ってきたわけじゃあないけれど(嘘、本当はアジラフェルに男が近付くのをクロウリは阻んでいた。無自覚で)
40云年たもってきたアジの処女を貰う夜、凄まじいDT返りを見せるクロウリーが見たすぎる…。
まぁ、うちの人間クロウリーは【先天性・女抱くのドチャクソ上手スギー】なので、DT捨てた時ですら無様な真似は一切なかったんですが、他の女相手なら器用にこなしていた事の全てが、アジ♀の前だと全てが上手くいかないで欲しいな…。
全然STYLISHじゃな〜〜〜い!
それでいて一発目からアジ♀を絶●させてほしい。いや、待てよ…それも必要だけど絶対見たいけど、それはそれとして初夜失敗verも見たい。なんとかアジのナカに入りはしたものの、ベットの上で全く身動きとれないの。
なんせクロウリーは大層立派なモノをお持ちなので、すごい丁寧に前戯はしたんだけどアジ♀が涙目で痛がっちゃってさ。
『うぅっ…ごめん、クロウリー。ちょっとだけ待ってて…そのままジッとして…😢』
『や、やめるか?アジラフェル…。別に俺はこんなこと無理にしなくても…』
『だ、だめ!そのままシテ。もう大丈夫だから。』
『でも…』
『いいから続けろっ!!!😠(高圧的)』
その後はアジラフェルのあんまりにももあんまりなアハンウフン♡(死語)な光景につい理性の箍が外れたクロが天使を滅茶苦茶ヒンヒン啼かしてもいいし、もしくは全然ヨくなれなかったアジ♀が
(ふふ…なぁんだ。彼って案外"下手"なんじゃないか…😌これなら二人で一緒にゆっくりなペースでやっていけそうだな…♡☺️)ってなるのもどっちも…
どっちも見たい!(๑•̀ㅂ•́)و✧
心が…心が二つあるね…?!
あ、更に言うとそれぞれ(初夜成功ver.失敗ver.)にクロウリー視点、アジラフェル♀視点も追加でお願いします。なんせ私は強欲なもんで。