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    たちはる(または、りっしゅん)

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    リクエストのf❤💚です。f❤がf💚に執着してます。執着の意味はき違えてるかも。
    あ、シチュエーションはみんなで仲良くしてる感じです。シリアス系はまだ難しいかも…。セリフ多め

    甘い愛と照れ隠し「エッドぉぉぉぉ~…。」
    「離せトード!抱き着くな!」
    トードがエッドの腰あたりに抱き着き、引きずられている。
    朝からどうやら不満の声が飛び交っているようだ。
    「おい!トード!離せって!」「やーだー」なんていうやり取りを毎日見続けているトムとマットは面倒くさくて放置している。
    「トム!マット!助けてくれよ!」エッドの助けを求める声が聞こえる。しかし、
    「やだ。面倒くせぇもん。」と、トム。
    「やだよ。僕だって仕事あるし。」と、マット。
    「エッドぉぉ、どうして俺にだけ構ってくれねぇんだよ~。」
    「お前が俺にセクハラまがいなことするからだろ⁉」
    トムとマットはうるさいな~と思っていた。
    「大体なぁ!俺に執着しすぎなんだよ!もっと周り見てみろ!トムとマット引いてるぞ!」
    「うるさいなぁ~、別にあいつらに引かれてたってエッドが俺見てればいいだけだし。てか、好きなやつに執着して何が悪いんだよ。」
    エッドはトードの言い分を聞き、呆れしかでなかった。
    「はぁ~…。俺にだって仕事があんの!とっとと離せ!」
    「別に俺がいたっていいだろ?」
    「お前がいたら集中できねぇんだよ!俺の後ろに座って抱き着きながらいろいろ喚くし!」
    ぎゃあぎゃあと喚く二人にとうとう限界の来たトムとマットはすっと立ち上がりエッドたちの方へ行く。
    「おいお前ら。」と、トムとマットがにこにこと笑いながら言ってきたが声のトーンとトムのバイザーの目と、マットの顔が笑っていなかった。
    エッドは「ひっ…!」と、小さな悲鳴を漏らし、トードは変わらずむすっとする。
    「あのさぁ、毎日毎日うるさいよ?さすがの僕でも怒るよ?この可愛い僕の顔にしわでも付いたらどうするの?」と、マットが言う。それに合わせて、トムが
    「今回ばかりはマットに同感だ。(マットの顔はどうでもいいが)エッドの言うとおり、トードはエッドに執着しすぎだ。だが、エッドも悪いぞ。」と、言う。すると、突然エッドにも責任があるといわれその張本人は黙っちゃいないわけで、
    「なんで俺まで…!」と、不満の声を漏らす。
    「はあぁぁぁ~…。」と、二人がわざとらしく大きなため息を漏らし、声をそろえてこう言った。
    「「俺らの目の前でイチャイチャすんなら部屋でやれ!」」と、エッドとトードはポイッとトードの部屋の中に入れられた。
    「くっそ…。なんで俺まで怒られなきゃいけないんだよ…。」と、エッドは頭をかきながら言う。
    「よーし。これでだれの目も気にせずにイチャイチャできるな♡エッド♡」
    「はぁ…。なんで俺にこんな執着すんだよ…。」
    どうやらエッドは落ち着きを取り戻したようで冷静に問う。
    「あ?だから、お前のことが好きだからだっつってんだろ?」
    「だからって…「あ、でも、お前をだれにも渡したくないって思うからかもな。」と、トードは真顔で言う。
    「…は…?」
    「いや、確かにお前にとっちゃ俺は執着しすぎてるって思ってるかもしれねえけどさ、俺にとっちゃこんなにもエッドのことが好きなんだっていうのを伝える愛情表現に過ぎなかったんだけど。」と、一つ一つ丁寧に言葉を放つ。
    「え。あ…。そう、だった、のか…。」エッドはトードから顔を隠すように俯いた。
    (こんなドストレートに好きだなんて言われたこともないし、いつも嫌がってたのも照れ隠しだったなんて言えねぇよ…!)
    「エッド?」
    トードは不思議そうにエッドの顔を覗き込む。が、頑なにエッドは顔を見せようとしない。
    「どうした?俺なんか変なこと言ったか?」
    エッドが自分の顔を両手で隠す。
    「エッド、顔見せてくれよ。」
    「…嫌だ…。」
    「…分かったよ。」その言葉にエッドは安心し、力を抜いた。そして、トードはエッドから離れた。






    わけでもなく不意打ちでエッドの両手をぐいっと掴んだ。
    「なーんてな!騙された…な…。」
    「あ…。」エッドが顔を赤らめていた。いつもぼやっとしている目も、今は目を開きトードをとらえている。
    「…っ、こっちみんな!…//」と、顔を背ける。
    「……。」トードは黙ったままだ。エッドは疑問に思い、
    「おい…トード?」と呼びかけると突然
    「うわっ!」立っていた姿勢を崩された。背中にふわっとした柔らかい感触を感じる。どうやらベッドに押し倒されたようだ。
    「トー「エッド。お前さぁ…。誘ってんの…?」
    「は?!誘ってるわけねぇだろ!」トードの一言に衝撃を受ける。
    「そ、それに…!今日はシないからな!任務で体使わなきゃいけないし!」
    「ちぇ~っ。でも可愛いエッド見れたしいっか!エッド~!お前は本当に可愛いな~」トードは横になり、エッドの髪をわしゃわしゃとなでる。
    (…こいつに振り回されてばかりで、俺だけいつも余裕ないし、今日くらいはいつもの仕返しぐらいしたっていいよな…。トムにも応援されたし…。)
    エッドは心の中で決意を固め、すぅっ…と小さく息を吸って、
    「お…俺だって…トードのこと…かっこいいって、思ってるよ…//」
    と、途切れ途切れだが、言い切るエッド。しかし、やはり恥ずかしかったのか
    「あー…。悪い…//やっぱ俺にはこういうのは無理だ。忘れてくれ。」と、ベッドから降り、そのセリフを残して逃げるかのようにトードの部屋を出て行った。
    ガチャンと部屋の扉の閉まる音が聞こえたと同時にトードは、はっと意識を取り戻す。
    そして、
    「~~~っ!ずるすぎだろあいつ…!だから俺が執着すんだよ…!」
    と悶えていた。
    トードがエッドに突撃するために部屋を飛び出すまであと5秒前。












    あとからトムに聞いた話だが、
    「俺さ、いつもトードに好きって伝えられてばっかで俺何にも返せてないんだよな…。どうしたらいい。」
    「あー…。そうだな。(こいつ人に愛情伝えるのも受け取るのも下手になったよな…。)やっぱ勇気出してシンプルに好きって伝えるのが一番じゃね?」
    「そうだよな…。ありがとな。トム。俺頑張ってみる。」
    「おう。頑張れー。」
    なんていうエッドとのやり取りがあったとトムに伝えられた。そして、
    「あー!もう!ほんっとにエッド可愛い!」と悶え、トムに「うるせぇよ!」と怒られたトードであった。
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