コーラマン今日突然、
「エッド君、僕は君に惚れてしまった…。僕と結婚してくれ!」
「へ…?」
「なんだこいつ…。」「コーラ…?」「うわぁ…。」
コーラ頭に人の体がついてるやつ()がエッドに求婚してきた。事の発展はなんて事のない時間を過ごしているときに起きた。
~回想~
「トム~。スミノフ飲みすぎだよ~。」
「うるせぇ、マット。今日は休みなんだから別にいいだろ?」
「はぁ…。仕方ないなぁ…。」
「コーラ美味しい~。いくらでも飲めちゃう。」
「エッドもコーラ飲みすぎだよ!」
「今日はまだ1本しか飲んでないけど。」
「はいはい…。」
マットがトムとエッドを𠮟っていた。けれどマットは
すぐに妥協して許してしまうため、説教にもならない。
「はぁ~。コーラと結婚したい…。」
エッドがため息をつきながらおかしな願望を言う。
「エッド、変なこと言わないでよ…。」
「冗談に決まってんだろ。」と、けらけら笑いながら答えるエッド。
そして
「おい、エッド~。ゲームしようぜ!」
と、トードがエッドをゲームに誘う。
「いいよ~。何やる?ホラー?レース?」
「今日はレースやるか。今度こそ負けねぇからな!」
「こっちだって!7連勝してやるさ!」
エッドとトードがゲームをし始める。
そしてマットは
「僕ってかっこいい…!」と嘆きながら鏡を見て、トムは
「エッド~。トードに負けんなよ~。」
と、スミノフを飲みながらエッドを応援する。
各々好きなことをしてくつろいでいた。
しばらくして
「お、そろそろ昼ごはん食べるか。」 トムが言うのを聞いて、
「もうそんな時間なのか。」「いったん停戦とするか。」「何食べる~?」
四人があれこれ言いながら昼ご飯を決めていると
ピンポーン
と、突然チャイムの音が鳴った。
「あれ?なんか頼んだっけ?」
「もしかしてもうだれか出前とったのか?」
「とってない。」
トムが問うと三人が口をそろえて言う。
「まぁ、開けてみよう。」
と言い、エッドがガチャッとドアを開けると、そこには
「エッド君、僕は君に惚れてしまった…。僕と結婚してくれ!」
エッドに求婚する頭がコーラで、コーラの花束…?を抱えた変な奴が現れた。
~回想終わり~
で、今に至るわけだ。
「へ…?」
エッドは驚き、ほかの三人は不審者かなんかだと思っていた。なのに、
「あ…//コーラマン…//」
エッドがぼふんッと顔を赤らめた。
「」
三人は驚愕した。
(こんな変な奴好きになっちゃうの?どんだけコーラ好きなの?)
「いいの…?こんな俺で…。」
「当たり前じゃないか。君の可愛さと僕に愛を注いでくれるところ…。いろんなところに惚れたんだ。どうか、僕と結婚してください!」
と、コーラマン?というやつは片方のいざを床につけ、エッドの前にコーラの花束を差し出す。
「…よろ「させるかよ!」え?」
「エッドは俺たちのもんだ!」
「お前みたいな変な奴に渡してたまるかよ!」
「君は何一つかっこよくないよ!」
と、次々に罵倒を浴びせる三人。
「え、ちょっと、みんな落ち着いてよ!」
「目を覚ませエッド!」
「うぇああうわぁ!」
トードがエッドの肩をつかみぶんぶんと揺らす。
「二度とくんじゃねぇぞ!あとエッドはお前のものに絶対ならねぇからな!」
「エッドは君みたいなやつよりも僕たちの方が好きなんだから!」
「は、はぁ…。ま、まぁ良い。エッド君、また来るよ。絶対にあきらめないからね。」
そういってエッドのおでこにキスを落としたコーラマン。
「うぇ…?」
ガチャンと扉が閉まる。ようやっと帰ってくれたようだ。
「エッド。昼食うぞ…。」
「え。あ、うん。」
「あんな奴に惚れんなよ。」
「そうだよ!」
「え、えへへ…。ごめんね。俺、つい…。」
申し訳なさそうに言うが、まだ少し照れているのに腹が立つ。
(エッドはずっと俺/僕たちのものなんだ!)
「きょ、今日はお詫びになんかおごるよ!」
「じゃあ、俺1週間分のベーコン。」
「俺はスミノフ。」
「僕はスペアリブ!」
「結局みんな好きなものじゃん…。人のこと言えないよ?」
そうエッドに言われて言い返せない俺たちだった。