最近の検索
    ログインするとお気に入りタグを登録できます
    持っているアカウントではじめる

    inuparade

    @inuparade

    ☆こそフォロ 絵文字で応援する 💖 👍 🎉 😍
    ポイポイ 63

    inuparade

    ☆こそフォロ

    チェズレイ&モクマのとにかく明るい悪党生活!!!

    ##BMB

    タップで全画面(原寸:1060x673)無断転載禁止
    💯☺💖💖💖😊😊💯💯💯👏👏☺👍👍💯😍☺☺👏👏☺☺💖💖💖☺👍🍼👏👏💖☺💖☺😭😭☺☺☺🙏🙏🙏🙏💒☺☺☺☺☺☺💯💯💞💞💞💞💞☺
    リアクションをたくさん送って応援しよう!
    作者からのリプライ

    おすすめ作品

    高間晴

    できたお題箱からのリクで風邪を引くチェズと看病するモさんの話。チェズモク。■いちばんの薬


     とある国で拠点にしているビル。上階にある執務室にて。
     モノトーンでまとめられた無駄のないスタイリッシュなこの部屋は、組織を率いるチェズレイの好みに合わせたものだ。室内にはドアの前に一人、チェズレイの側近である黒服の男が控えている。そんな中でチェズレイは黄昏の景色が映る窓を背にして机に座り、部下から提出された麻薬の密輸ルートに関する資料に目を通している。
     ――頭が痛む。これはたぶん熱もあるなと、チェズレイはそんなことを頭の隅で考えながら、涼しい顔を崩さない。
     そこへノックの音と「チェーズレイ」と呼ぶ声がしたので、はっと顔を上げてしまう。黒服が心得たように黙ってドアを開ける。そこには予想通りモクマの姿があった。書類を手に机までグレーのカーペットの上を下駄で歩いてくる。顔を見るのは二週間ぶりだ。チェズレイはすぐさま目の前の愛しい相棒兼恋人にハグしたかったが、部下の手前、そういうわけにもいかない。
    「ただいま~。久しぶりだね」
    「おかえりなさい、モクマさん」
    「お疲れさん。これ、俺がニンジャジャンの仕事やりながら新しく手に入れた、人身売買に関わってる組織のリストね」 2295