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    hime___icigo

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    いたでんさんの作品のファンアート小説です。
    掲載許可済
    https://twitter.com/itaden_0303/status/1428964074855886853?s=19
    付き合ってるデュエス
    失敗した魔法薬を浴びて酔っ払ったエースがデュースにキスを迫る話

    魔法薬で酔っ払っちゃった話(pixiv再掲)魔法薬学の授業中
    エースは失敗した魔法薬を全身に浴びてしまった
    「エース!大丈夫か!?」
    「ん~、ちゅっ」
    デュースが視界に入った途端、頬に手を添えると、いきなりちゅっ、ちゅっと吸いついた
    「トラッポラが酒成分入った薬被ったって!」
    「クルーウェルせんせ~!
    エースくんがデュースくんにチューしてまあ~す!」
    エースの頬はピンク色に染まり、焦点が合っていない瞳はとろんとして、魔法薬に含まれていたアルコールで酔っ払ってしまっている
    「バッドボーイ!
    誰がアルコールの入った薬を作れと言った!」
    「せんせ~!」
    「今度はなんだ!」
    「デュースくんが尊すぎて心臓発作起こしました~!」
    「スペード!倒れてる場合じゃない!薬の調合に失敗した責任を取ってトラッポラの面倒を見ろ!
    恐らく明日の朝には酔いも覚めているだろう、わかったな!」
    「…はい、わかりました」
    デュースはしゅんと眉を下げ、エースを抱き抱える様にして寮へ戻った
    授業中なので廊下に人通りはなかったが、帰っている途中もエースは至る所にちゅっちゅっとキスの雨を降らせた
    部屋に着くといつの間にか眠ってしまっていたエースをベッドに寝かせる
    早く酔いが覚めるように水でも飲ませて、明日までぐっすり寝かしつけなければいけない、わかってはいてもデュースは葛藤していた、自分が失敗したせいでエースはこんな状態になってしまっているのにもかかわらず、それを見て可愛いだとか、もっとキスしたいだとか良からぬことばかりが頭を巡る
    付き合っているのだからキスをする事自体に問題は無いだろうけど、意識も曖昧な相手にすることではない
    雑念を払うように「僕は優等生」と念仏のように唱え続けているとエースが目を覚ました
    「でゅーす?」
    舌足らずで呂律の回らない口調でデュースを呼ぶ
    「うるさくしてすまない独り言だ、少し寝て休んでくれ」
    「やらっ!」
    エースは頬をぷくっと膨らませて潤んだ瞳でデュースを見上げた
    「へ?」
    「ね、もっとちゅーしたい、今度はデュースからちゅーして」
    これが誘っている以外の何と言うのだろう
    デュースはゴクッと喉を鳴らし、先程まで必死に繋ぎ止めていた理性はエースの一言で簡単に切れてしまった
    酔った相手に一方的な行為をするのは良くないが、エースから誘ってきたんだからこれは合意だろう等と最もらしい理由を探した
    追い討ちをかけるように熱い吐息を吐きながらエースが続ける
    「はぁっ、身体熱いのぉ、服脱がせて?」
    今のデュースを煽るには充分過ぎる刺激だった
    ちゅっ、じゅっ、ちゅるっ
    舌を絡め口内を味わい尽くすように深く口づける
    「ぷはっ、んっ、でゅ、す、苦し…」
    エースは上手く息継ぎが出来ず、どちらのともわからない飲み込みきれなかった唾液が口の端を伝う
    「エースの身体どこもかしこも熱いな、今楽にしてやるから」
    そう言ってデュースは制服のボタンに手をかけた
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