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    (25/04/18更新)【冬彰】R18/冬弥に抱かれている彰人が立場を逆転させようと奮闘する話(会話文)

    未完成の作品。
    完成するまでは全体公開ですが、完成後はフォロワー限定公開に切り替えます。
    未フォローの方が最後まで読める形で投稿することはありません。

    #冬彰
    touaki

    ❏設定❏

    ・普段は彰人が冬弥に抱かれている
    ・彰人がたまには抱く側をやってみたいと言いだす
    ・上記の彰人の申し出を冬弥が快諾する
    ・↑前提で、絶対に断られると思っていた彰人が困惑している場面から

    ❏本文❏

    彰人「お、おい、冬弥……」
    冬弥「どうした」
    彰人「どうした、じゃねえよ」

    彰人:普段は自然と抱かれる側をさせられているため、てっきり断られると思っていたらしく、困惑を隠しきれない様子でごくりと喉を鳴らす

    彰人「そ、その……本当にいいのかよ……」
    冬弥「ああ」
    彰人「――……っ!? マ、マジでヤっちまうからな!?」
    冬弥「だから、いいと言っているだろう」
    彰人「――――〜〜〜〜っ!」
    冬弥「……」
    彰人「……」

    〜場面転換〜

    彰人「後で後悔しても、知らねえからな……」
    冬弥「なぜ後悔すると思われているのかが、よく分からないが……早く始めたらどうなんだ」
    彰人「う、ぐっ……」

    冬弥:元々どちらが抱く側をすると決めていたわけではない上、彰人が望むことであれば受け入れてやりたいという気持ちで快諾したはずが、なぜか抱きたいと言いだした本人がためらっている様子を不思議そうに眺めている

    彰人「そ、それじゃ……い、いくぞ……」
    冬弥「……」

    彰人:すでに上半身の衣服を脱いだ状態でベッドに座っている冬弥を見下ろしながら再びごくりと喉を鳴らすと、恐る恐るといった様子で冬弥の胸の突起に舌を這わせる

    冬弥「……」
    彰人「……」
    冬弥「……」
    彰人「――……?」

    彰人:暫くの間冬弥の胸の突起を舌で刺激し続けるも、全くと言っていいほど反応を見せない冬弥を不思議に思い、様子をうかがうように上目遣いで冬弥を見つめる

    彰人「……」
    冬弥「……」
    彰人「……」
    冬弥「彰人」
    彰人「――……っ!?」

    彰人:冬弥の様子をうかがうように上目遣いをしながら必死に舌での愛撫を続けていたものの、唐突に名前を呼ばれたことに驚いてビクリと肩を震わせる

    彰人「な、なんだよ……」
    冬弥「いや、早く始めるようにと言ったはずだが、まだ始めないのかと思ってな……」
    彰人「は?」
    冬弥「え?」
    彰人「……」
    冬弥「……」

    彰人・冬弥:二人の間に気まずい沈黙が流れる

    冬弥「す、すまない……全く気持ち良さを感じなかったから、まだ始めていないのかと……」
    彰人「おい、ハッキリと言い過ぎだろ……」

    彰人:低い声でそう呟くも、気を取り直そうとするように再び冬弥の胸の突起に舌を這わせると、先ほどと同じように上目遣いで冬弥の様子をうかがいながら、なんとかして冬弥を気持ちよくさせようと舌での愛撫を続ける

    冬弥「……」

    冬弥:彰人の抱く側をしてみたいという望みを叶えてやりたいと思っていたはずが、上目遣いでこちらの様子をうかがう彰人の頬が紅潮している様子や、心なしか目元が潤んでいる様子を眺めているうちに段々とムラムラしてきたらしく、彰人の肩を優しく押して行為をやめさせる

    彰人「――……? 冬弥、急になに……」
    冬弥「……」
    冬弥(恐らく、彰人自身は気がついていないのだろうが……今の彰人の表情は、もはや抱く側のそれでは……)
    彰人「……?」

    冬弥:突然黙り込んだせいか、怪訝な顔で自分を見つめてくる彰人の顔をじっと見つめ返す

    冬弥(もしかすると、彰人は一生抱く側をすることはできないのではないだろうか……だとしたら、そんな体にさせてしまった俺が責任を取るべきなのでは……)
    彰人「おい、冬弥、いつまでも黙ってないで……」
    冬弥「……」
    冬弥(だとしても、だ……彰人本人がそのことに気がついていないのであれば、今、俺がとるべき行動は……)
    彰人「……」
    冬弥「……」

    冬弥:ようやく納得のいく答えに行きついたのか、ずっと真横に引き結んでいた口をゆっくりと開く

    冬弥「気を悪くしないで聞いてほしいのだが、先にお手本を見せたほうがいいのではないかと思ってな」
    彰人「は?」
    冬弥「幸いにも、俺は彰人のおかげで人を抱いた経験があるが……彰人にはないだろう」
    彰人「うっ……」
    冬弥「まずは、俺がお手本を見せる……その後に立場を交代しよう」
    彰人「――――…………」

    冬弥:彰人に抱く側は無理だとハッキリと言ってしまうより、こう言ったほうが彰人自身も受け入れやすいだろうと考えたらしく、本心では立場を交代する気など毛頭ないにもかかわらず、涼しい顔で言ってのける

    彰人「……」
    冬弥「……」
    彰人「……」
    冬弥「……駄目か?」
    彰人「――……っ!?」

    彰人:冬弥を抱くより先に自分が抱かれるという予期せぬ展開になってしまい、納得がいかない気持ちになりながらも、それ以上に冬弥に抱かれることへの期待が勝っていることに気がつくと、すでに赤かった頬を更に赤く染めながら冬弥から視線をそらす

    彰人「だ、だめじゃ……ねえ、けど……」
    冬弥「……」
    彰人「……」

    ~場面転換~
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    「丹恒」と名前を呼ぶ声が心に染み込んでいく。温かく、懐かしく、愛おしい声…。


    ずっと聞こえなかった記憶の中の声も、今は鮮明に聴こえる。
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