❏設定❏
・冬弥が犬になる
・サモちゃん程度の大きさで、毛色は冬弥の髪の色と同じ
・彰人含め周りの人物は全員把握済み
・なぜか彰人の部屋で飼われることになる
・その他色々ご都合主義全開
・獣姦要素あり
・↑前提で、何日か経過した後の場面から
❏本文❏
~彰人の部屋~
彰人「なあ、冬弥……お前が犬の姿になってから、今日で何日目だと思う」
冬弥「……」
彰人「分かってる、喋れないって言いたいんだろ……」
冬弥「……」
彰人:どこか憂いを帯びた表情で溜息を吐く
彰人「最初は近付くのも無理だったのに、今じゃ平気で触れるようになっちまったくらい、日数が経過しちまってるんだからな……」
彰人:犬になった冬弥のふさふさな毛並みを指先で撫でながら、もう一度溜息を吐く
彰人「一体いつになったら戻れんのか……なんて、お前に言ったところで、どうしようもないってことも分かってる……それに、お前が一番辛いってこともな……」
冬弥「……」
彰人「だけど、お前が犬になって以来一緒に歌えてねえだろ……そんなこと、Vivid BAD SQUADを結成する前にお前と喧嘩しちまったあの時を除いたら、BAD DOGSを結成して以来全然なかったってのに……だから、こうして弱音も吐きたくなっちまうっつーか……」
冬弥「……」
冬弥:ベッドの上で彰人の隣りに座り、体を丸めていた状態から突然体を起こすと、彰人の顔をぺロペロと舐めはじめる
彰人「うお!? ――って、と、冬弥!? な、なにしてんだ……っ、や、やめ……!?」
彰人:犬への恐怖心からか、ビクンッ!!と大袈裟なほどに驚いてしまい、反射的に冬弥の体を掴んで引き剥がそうとするも、すぐに思い止まると同時にどこかぎこちない微笑みを浮かべる
彰人「悪い、慰めてくれてるんだよな……」
冬弥「……」
冬弥:こくんと頷くように頭を縦に振るも、今度はごく自然な流れであるかのようなさり気ない動作で彰人の服の中に頭を入れる
彰人「――――…………っ!? と、冬弥!? マ、マジでなにしてんだよ!? ――って、や、あ……!?」
冬弥「……」
冬弥:尻尾をパタパタと振りながら、彰人の胸の突起をペロペロと舐めている
彰人「――――〜〜〜〜っ!?!? な、慰めてくれてるのかもしれねえが……っ、や、やりすぎだっての……!!」
冬弥「……」
冬弥:彰人の胸の突起を舐めつつ反対側の胸の突起は前足の爪でカリカリと刺激していたかと思えば、突然全ての動作をピタリと止めて、彰人の服の中からひょっこりと顔を出す
彰人「――――…………っ!?」
冬弥「……」
冬弥:犬の姿になって以来一切言葉を発することができなくなってしまったため、もはや日常茶飯事となってしまったジェスチャーで言葉を伝えようとする
彰人「え、えーっと……? すまないが、乳首を舐めた件に関しては、別に慰めているわけではない……? ご無沙汰だから、ヤらせろ……?」
冬弥「……」
冬弥:彰人の聞き取りが上手くいったようで、こくんと頷くように頭を縦に振る
彰人「ふ、ふざけんじゃねえ!! だ、誰が、犬なんかにヤらせ――――!!」
彰人:カッと勢いよく赤面すると同時に、思わずといった様子で大声を上げる
絵名「ちょっと、彰人!? 煩いから、騒がないでくれる!?」
彰人「――――…………っ!?」
彰人:絵名の部屋がある方向から怒声を浴びせられてしまい、わなわなと震えながらも無言で冬弥を睨みつける
彰人「……」
冬弥「……」
彰人・冬弥:二人の間に気まずい沈黙が流れる
彰人「悪い、冬弥……犬なんかに、なんて言っちまって……」
彰人(たとえ、犬の姿になっていようと……冬弥が冬弥であることには、変わりねえってのに……)
彰人:お互いに沈黙していた間に冷静さを取り戻したのか、申し訳なさそうな表情を浮かべながら謝罪の言葉を述べる
冬弥「……」
冬弥:彰人が犬に対して苦手意識を持っていることは知っているため、彰人の冷たく突き放すような態度にもさほどショックを受けてはいなかったのか、何事もなかったような態度で再び彰人の服の中に頭を入れる
彰人「あ……っ、お、おい!? ――――~~~~っ!!」
彰人:再び冬弥の体を引き剥がそうとするも、諦めたような表情を浮かべながら行き場を失った手を空中で彷徨わせたかと思うと、心中で勝手にしろと呟きながらベッドシーツに体を沈めるように身を投げ出す
〜数分後〜
彰人「――――…………っ、あ、ん……! や、あ……っ、あ、ああぁ……!」
冬弥「……」
冬弥:彰人の胸への愛撫を終えたのか、まるでアイスクリームでも舐めるかのように彰人の性器をぺロペロと舐め続けている
彰人(ク、クラスの男連中がエロい話をしてた時に、偶然耳にしたんだが……こ、これって、バター犬ってやつじゃねえのか……? べ、別に、バターは塗ってねえけどよ……)
彰人:冬弥が犬の姿になっているからなのか、犬に無理やり性器を舐めさせているような気分になってしまい、段々と沸き起こってきた罪悪感を振り払おうとするかのようにフルフルと頭を左右に振る
彰人(――――~~~~っ!! と、冬弥は、元々人間だろうが……!! そ、それに、強引にあそこを舐められてるのも、オレのほうだろ……!! ざ、罪悪感なんか、感じる必要は、一切――――!!)