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    Ugaki_shuuu

    @Ugaki_kakkokari

    ※※※くさってます!!!!※※※
    コバ/カブとジロ/クガとアサ/キド/アサです。
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    Ugaki_shuuu

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    きどあさ 恵方巻きの話。城戸さんが割と最低かもしれません。

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    recommended works

    Ugaki_shuuu

    TRAINING【なんとなく下げてたものを再掲】キド+アサ。特に何を書こうと思ったわけでもなく、ただ情景描写がしたかった。
    なにげに自分の中では一番気に入ってる小説だったりします
    ただキドアサがタバコを吸っている情景描写がしたかっただけある日のことだった。
    その日はなんの変哲もないただの水曜日だった。朝起きて、飯を食い、テレビのニュースのヘッドラインだけ確認して、10時ごろフロント企業の事務所が入っているビルへと足を向けた。
    そこで城戸の兄貴に会い、諸々のことを確認し、一緒に昼飯を食い、午後は兄貴について人に会いに行った。そんなことをしていたら、時刻はすでに夕方の7時だった。切った張ったのドタバタ劇も何もない、本当に平凡で平坦な、あくびのでそうな1日だった。
    この後もせいぜい2、3軒のキャバクラへ守り代を回収に行くくらいしかやることがなかったので、事務所にいた他の連中と一緒に、出前で寿司でも取ろうということになった。寿司桶いっぱいに入った寿司を、その場にいた4、5人の組員たちとともに、わいわい言いながらつつく。そうして腹もくちくなって、食休みに一服しようということで、城戸とともに、ビルの裏手の非常階段のところへとやってきた。重たい鉄の防火扉を開けると、そこには事務所の連中が、空き缶で作った灰皿を針金で窓の鉄格子にくくりつけた、簡易的な喫煙所があった。城戸がスーツの裏ポケットから白地に赤い丸印のタバコの紙箱を取り出す間に、浅倉もまた、ポケットからタバコの紙箱を取り出した。紙箱の中にタバコと一緒に入れておいた100円ライターを引き抜き、火を灯して、タバコを咥える城戸の前に差し出す。城戸はニッコリ笑って「ありがとぉ」と言ってから、浅倉の手の中に灯されたライターの紅に、スイと額を寄せた。ライターの灯りに照らされて、城戸の顔が薄暗闇の中に数瞬、ぼんやりと浮かび上がる。やがてそれが薄闇の中に沈んでいき、それと引き換えにフーー、と息を吐く音がした。男の吐き出す煙の、甘みの混じった香ばしい匂いが、浅倉の鼻腔をくすぐった。
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    torimizm

    DOODLEカイオエを全力で応援している賢者の夢の世界の話
    賢者は因縁の夢をみる ああ、これは夢だと思った。明晰夢というやつだ。明晰夢では自由に動き回れるなどというけれどこの夢の中に賢者である自分はおらず操れる身体はない。いわゆる神の視点というやつで光景を見守っていた。
     登場人物は二人と二体と一頭。合計五つ。その中で固有名詞を持つのは二人と一頭だけだ。よくわからない場所で、何やら緊迫したムードで、因縁の称号を持つ二人が謎の黒い大きな何かと派手に戦闘をしていた。二人は二体のうち一体を受け持ち、ケルベロスが残りの一体と相対している。
    「ちっ、分が悪い……」
     結界を張ったり攻撃したり攻守をバランスよくこなしながらオーエンが舌打ちをする。カインもオーエンの動きに合わせて敵の死角から魔法を放ったり剣で斬りつけたりといい動きをしていた。かつて目玉を奪い奪われた仲なのに連携がうまい。その息の合わせ方を一体いつどこで打ち合わせたのか教えてほしい。実は隠れてコンビネーション技の練習とかしているんじゃないですか教えてください応援に行きますから。夢の中の二人に切なる思いを叫ぶもののどうやらこちらの声は聞こえていないらしい。
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