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    echichibom

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    1/28 brilliant days 新刊ゲスト本サンプルです。

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    echichibom

    MOURNINGその後冒険者になったトモエ(ミサトの初恋の女性)とトモヨがエンカウントする話

    トモエのミサトへの想いはミサトが里を去ってから募っていったものだとおもてる。なので恋心とかではない。恋心未満ではあるかもしれない。
    その先の光私は成すべきことを全てを終わらせたようだ。
    休む間もなく体が先に動いて、導かれるようにラノシアから船に乗った。抜け出した里に帰るのは危ないだろうからその近辺だけど…何となく故郷の景色を見たくなった。

    あれから何年、何十年経っただろう。
    「…ミサト」

    彼の名前はずっと頭の片隅にある。ゴルモアへ発った彼のその後を私は知らない。事実として知っている事はこの旅で得た世界の情勢と歴史、そして当時…あの時の戦いでダルマスカが帝国の属州になったこと。
    私達が暮らしていた里は位置が遠かったから大きな被害はなかったけど、そこで何が起き、どんな惨状が広がっていたのかをこの目で見た訳ではない。

    私が今ここに立っている理由は一つ。彼の、自由…世界の豊かさを求めるあの眼差しだった。私に向けられたものではない。血にも塗れていた。でもあの目には私の心に訴えかける何かがあった。あの時ははっきりとわからなかったけど…。共に過ごした子供に、私は授けてしまったのだと思う。
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    ak1r6

    MENU▶︎web再録加筆修正+書き下ろし約40頁 (夭折した速水ヒ□の幽霊が、神浜コージの息子13歳のもとに現れる話)
    ▶︎B6/66頁/600円 予定
    ▶︎再録は 下記3つ
    酔うたびいつもするはなし(pixiv)/鱈のヴァプール(ポイピク)/せめてこの4分間は(ポイピク)
    【禁プリ17】コウヒロ新刊サンプル「鱈のヴァプール」書き下ろし掌編「ヤングアダルト」部分サンプルです。(夭折した速水ヒロの幽霊が、神浜コージの息子13歳のもとに現れる話)
    ※推敲中のため文章は変更になる可能性があります

     トイレのドアを開けると、速水ヒロがまっぷたつになっていた。45階のマンションの廊下には、何物にも遮られなかった九月の日差しが、リビングを通してまっすぐに降り注いでいる。その廊下に立った青年の後ろ姿の上半身と下半身が、ちょうどヘソのあたりで、50cmほど横にずれていたのだ。不思議と血は出ていないし、断面も見えない。雑誌のグラビアから「速水ヒロ」の全身を切り抜いて、ウェストのあたりで2つに切り、少し横にずらしてスクラップブックに貼りつけたら、ちょうどこんな感じになるだろう。下半身は奥を向いたまま、上半身だけがぐるりと回転してこちらを振り返り、さわやかに微笑む。
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