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    keo_2434_oldguy

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    keo_2434_oldguy

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    ラクシエムのメンバーが誰も知らない土地で
    二週間過ごしたらどうやるんだろうという妄想のやつ。オープニング未満ですがあげちゃいます
    !名があるモブが出ます。苦手な人は気をつけてね
    恋愛<ブロマンスまたは友愛寄り

    スパークリングサマーバカンス 序章オリキャラモブでます
    ーーー

    夏休みって、強制的に与えられるモンじゃないことくらい、まともな職業についていたらわかるよな。
    ほら、ご褒美は毎日もらうものじゃ無いっていうように、日々の食事だって好きなものだけじゃだめだろ。
    現実を受け入れるには人間、少し時間がかかる。
    例えばパソコンにゲームをダウンロードするくらいには。
    沸騰しそうな日差しと、知らない土地に生えてるでかい木々。海風が肌をべたりと撫でつけて、俺はとっくに前髪を結んでいる。ついでに玉のような汗をシャツで拭った。

    「あっつ…」

    肺いっぱいの水を吸ったような湿度は、俺の体力を容赦なく奪っていった。だから俺はダガシヤ?の中で知らないおばあさんと、2人っきり。ときおりコップの中の氷が気温で溶けてパキパキと音がなる。

    「お兄さん、ほらこれおでこにつけなさい。」

    何を言ってるかわからないけど、彼女のおでこに当てる仕草と冷たい保冷剤で意味を理解する。

    「…アリガト、ゴザイマス」

    「ゆっくりしてね。…連れの子たちにも用意しなくちゃねぇ…」

    店の外では成人の男四人と、ちっちゃい子供五人くらいが混ざって騒いでいた。
    言葉が通じなくても、知ってるスポーツがあれば遊べる。だってヴォックスもアイクも、ルカもシュウも英語と日本語があべこべなのに、楽しそう。
    ボーッと彼らの楽しげな騒ぎを見守る。
    さっき渡された保冷剤と、なんか甘酸っぱい飲み物を飲んでだいぶ体がマシになってきた。店の中の柱にもたれていたから、少しだけ体勢をずらす。

    ─俺、地球の反対側にいるんだ。

    そりゃ何もかも違う。
    あー、どこまで話したっけ
    そうそう突然幸運が訪れた話だったな。
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