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    海乃くま

    @kumasea777

    好きな物をかいています。

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    海乃くま

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    晶くんオンリー「ひかる星々の名前を教えて」開催おめでとうございます。素敵なイベントがあってとても嬉しく思います。

    当日の無配と言う事で、フィガ晶♂を書いたので公開いたします。
    人魚になってしまった晶くんとその傍から離れられないフィガロのお話です。
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    海乃くま

    DONE晶くんオンリー「ひかる星々の名前を教えて4」展示作品です。
    冒頭に注意事項がありますので、目を通してから閲覧していただけますよう、よろしくお願いいたします。
    数日公開のち、後日pixivに掲載予定となります。
    フィガ晶♂【美しい事象】+都合よく色んな改変があります。
    +設定は自分に都合よく捻じ曲がっています。
    +不穏な空気になりますが、ハピエンです。
    +好きな物を詰め込んだものです。
    +何でも美味しく頂ける人向けです。




    俺が魔法使いだったなら、綺麗な石になった貴方を一欠片も残さず食べてあげられたのだろうか。



    【美しい事象】



    何度も夢を見る。
    巨大な月を抱く魔法と混沌の世界。壊れかけた世界の夢だ。
    白昼夢や幻覚と言われればそうかもしれない、と俺は笑うのだろう。だってあの世界の事は今はもう微かな夢としか思い出せないものだったから。確かに過ごした記憶はここにある。あるのに俺の手元にそれを証明するものは何一つ残されていない。慣れないペンを握って書き記した賢者の書も、そのために出来てしまった利き手のペンだこも綺麗さっぱり無くなっていた。身に付けていたものは愚か、記憶すらも日に日に少しずつ抜け落ちてしまう。記憶すらもお前のものでは無い、と言われているようで恐ろしくて悲しくて、悔しくて、寂しい。
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    recommended works

    りう_

    DONE11/14逆トリオンリー「月よりのエトランゼ」で展示していた作品です。
    逆トリで晶くんの世界にやって来たフィガロと晶くんが買い物デートして二人でダーツをしています。
    ご都合主義なので、厄災がどうにかなって、二人はお互いの世界を行き来出来るようになっている…という想定です。
    ※ちょっとだけフィガロ親愛ストのネタバレがあります。
    勝者の願い そこそこ人の多い、昼下がりの商店街。自分と同じく買い物に出ている人や外食に来ている人が多いのだろう。
     彼と連れ立って歩くとちらちらとすれ違う人たちの視線を感じた。その視線は、俺では無く隣を歩く人へと一心に向けられている。それはそうだろう、俺の横にはこの国では見かけない珍しい色彩と、頭一つ飛びぬけた長身、それに整った顔立ちを持った麗人が居るのだから。
     そっと斜め上を見遣ると、彼は珍しそうに立ち並ぶ建物たちを眺めているようだった。色とりどりの看板がひしめき合うように集まり、その身を光らせ主張している。建物の入り口には所々のぼりがあるのも見えた。
     その一つ一つに書かれた文字を確認するように、時折フィガロの唇が開いては、音もなく動く。どうやら看板に書かれた文字を読み取っているようだ。
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    tamagobourodane

    DOODLEお互いのチャンネルに日参してるVtuberのフィガ晶♂の話
    ※Vtuberパロ注意/リバの気配というか左右曖昧注意

    なりゆきで弱小センシティブめ企業Vやってる晶くんが、厄介リスナーの「がるしあさん」に悩まされつつ「フィガロちゃん」の配信に通う話
    文字通りほんとに悪ふざけの産物です
     手にはワセリン、傍らにはティッシュペーパー。ジェル、コットン、ブラシだ耳かきだのが並ぶ脇には、更に行程表が見える。『耳かき左右五分ずつ、ジェルボール五分、ここで耳ふーを挟む。数分おきに全肯定、“よしよし”』。アドリブに弱い晶が、慌てないようにと自分の為に用意したものだ。
     成人男性が普通なら机の上に並べないようなそれらのアイテムの真ん中に鎮座しているのは、奇妙な形をしたマイクだった。四角く黒い躯体の両側に、二つの耳がついており、その奥に小さなマイクが設置されている――最近流行りのバイノーラルマイクというやつで、このタイプは手軽に耳かきをされているような音声を録音することができる。
     そしてその奥にあるのはモニターとオーディオインターフェース――画面に流れるのは、大手配信サイトの管理画面と、コメント欄だ。配信のタイトルが目に入るといつもげんなりするので、いつもその画面は閉じているのだけれど、今日はその手順を忘れていた。――「ぐっすり眠れる耳かきとジェルボール――入眠用ASMR♡」。
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