永久を願う『暁人、昨日は短冊書いたか?』
「短冊?…あぁ、七夕ね、書いてないよ。」
『なんだ書かなかったのか、』
「でもお願い事はしたよ。」
『へぇ、どんな願い事だ?』
「…教えたら叶えてくれる?」
『俺が叶えられるものなのか?』
「うん。というか、KKにしか叶えられない。」
『 一なるほど、あんま高い願いは叶えてやれ
ないぞ』
「値段はかからないけど、安くはないかな」
暁人に続く言葉を促す。
「一僕のお願い事はね、"KKが僕から離れて行きませんように"だよ。聞いたからには叶えてくれるよね?KK。」
願い事を聞いて口角が上がるのを感じた。
暁人は無言でいるこちらを不安げに見つめている。
愛しさからくる熱を抑えながら話す。
『確かに、安くはねぇな。一だが、その願い叶えてやるよ。』
「っ!本当?!」
『あぁ、可愛い相棒の願いだからな。』
暁人の表情が不安から一転、驚きと喜びに満ちた表情になる。
『但し、お前には俺の願いをしっかり叶えてもらうぞ?』
「KKの願い事?」
『ああ。まさか自分の願い事だけ叶えてもらうつもりじゃないよな?』
「確かに…。KKのお願いは僕が叶えてあげられるも
の?」
『当たり前だ、俺の願いは"死ぬまで暁人と一緒にいる"ことだからな。』
『叶えてくれるだろ?』
言いながら暁人の頬に触れれば暁人も手を重ね、
今まで見てきた中で最も愛らしく、綺麗な微笑みで答えた。
「もちろん…。KKが僕を望んでくれるなら、死んでも一緒にいるよ。」
『そりゃあ嬉しいね、暁人くんがそう言ってくれるなら俺もお前の願い事に色をつけてやる。』
「いろ?」
『俺は死んでもお前から離れないし、離さない。ってな、』
「……ロマンチックだなぁKKは、」
『お前だって大概だったぞ?』
「そうかな…?」
「まぁ、キザでも何でも拒絶以外ならKKから貰える言葉は全部嬉しいよ。」
『いつまでそんなこと言ってくれるんだか…。』
「口にしなくても思っているから。」
『そうかよ、』
「……ねぇ、KK。」
『なんだ?』
「今更かもしれないけど、さっきのお願いはお互いに告白をしたってことでいいんだよね…?」
『そうだな、告白だな。愛の。』
「やっぱりそうだよね!?」
「はぁ~、よかったぁ…」
『お前、あそこまで言って普通の好意を伝えただけって、ヤバいだろ…。』
「そうだよね。いや、ちょっと幸せ過ぎて、」
『七夕の夜に願うってのも伊達じゃねぇな。』
「本当にね。」
「改めて、これから宜しくお願いします。」
『あぁ、末永く宜しく頼むよ。』
※ ※ ※
拙い文章ですみません。(ノД`)ノ