待ち時間(仮題)ーランク戦 対戦相手検索中…ー
[ユーさんって夜いつもいますよね〜
寝なくて大丈夫です?学生さんですか?]
「さあ…そういうお前は?いつもインが夜中だが」
[俺は学生ですよ〜昼夜逆転してるんす(笑)]
「な…早く寝ろ。明日に響く」
[それブーメランですし!
いいんです、いいんです
俺やることがあるんで〜]
「やること?」
[ランク上げぇ]
「寝 ろ」
[ワハハ…というか最近ユーさん
ネーム変えましたよね?前は別の名前だったような]
「ああ……」
[時々音声に入ってくる人と関係してます?]
「……あいつはネームと使い分けできないから」
[えー本名の一部なんですか?
だめですよぉネットでそんな]
「ユーなんて名前そこらじゅうに溢れているだろ」
[そうかなwでもたしかに、少し前行方不明だった人もユーなんちゃらっていってたような]
「行方不明?」
[そそ、いつだったかな。毎日ニュースで探してます〜ってやってたの、知りません?
黒髪の美人さんだったから印象に残ってたんですけど]
「ああ、そういえばそんなものもあったな」
[ユーさんも黒髪美人さんですか?]
「は?」
[いやぁ、ニュースに載ってた人がめちゃめちゃ好みの顔してたので!今話してるユーなんちゃらさんも美人さんだったらいいなーと]
「不謹慎極まりないし相手間違えれば即ブロックされるぞお前…
名前は……はぁ、なんで言ってしまったのか…
口が滑った。忘れろ。詮索するな」
[ワハハ〜口が滑るくらいには仲良くしてもらってると受け取っておきましょう!
特定なんて、そんな野暮なことしませんよお
話少し戻しますけど、同居人さん、
すごいゆっくりした話し方しますよね
癒やされそ〜その方もゲームします?
俺も話した〜い]
「おい。言ったそばからお前」
[おわ〜つい好奇心が!
いや〜でもこういう話今までしてなかったですし
この機会にユーさんのこともっとよく知りた…
すみません!自重しまっす!]
「知らんでいい
ほら、ランク戦始まる
ジャンプマスターはお前だ」
[俺か〜!
じゃあ変則的に、横っ腹に奇襲を
かけていきましょっかね〜]
「いつもその戦い方だな…」
[いやいや
仲良くしてもらってるユーさんと一緒じゃないと
できないですから]
「ふん」
ーランク戦 STARTします…ー