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    yuyuoniku

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    yuyuoniku

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    #刀ミュ 髭膝双騎2019初見メモ
    ⚠︎無知、勘違い、妄想多め

    髭切膝丸双騎出陣2019見たよ〜!!土曜日に連絡先交換した職場の刀ミュ好きな人に言われて、髭膝双騎を見ることにした。
    本編でもらぶフェスでもない双騎を初めて見る、何が違うんだ、まったくわからん。
    SOGAってなんなんだ、熊本の地名か?
    (熊本は阿蘇だよって教えてもらった、)




    【1】曽我物語、、、?!

    曽我物語っていまいち触れたことがない、多分名前は子供の頃とかに聞いたことあるのかもしれないけど内容まで知らず、、
    どうやら日本三大仇討ちの一つらしいけど、仇討ちの話でわたしの頭に真っ先に思い浮かぶのが森鴎外の山椒太夫、
    舞台の雰囲気、琵琶の音からなんとなく、山椒太夫の時代と同じくらいかそれより少し後かなといった時代の空気感がある、いやしかしこれほんとに刀剣乱舞か?ミュージカルか、、?
    不安になる


    【2】文楽ですか!おしゃれだ!!

    現れたのは二体の人形、おやおやおやおや刀剣乱舞くんは文楽も取り入れるんですか、素晴らしいですね、髭切と膝丸によく似ている、美しいねえ
    と思ったら人形?!?!!!!じゃない?!?!!?!!!?!エッ?!?!顔?!エッ?!?!!!!どういうことなの、顔小さ?!?!?!!?!!人形じゃないの?!ワア?!動いた?!?!?!!生きてる??!!!
    めちゃくちゃびっくりした、本気で人形かと思ってたもん
    まさか生きてるとは思わないじゃない?このまま文楽でいくんですかくらいに思ってたのに、!!!なんてことだよ、どこまでびっくりさせてくれんだ刀剣乱舞


    【3】画面の向こうに我が子がおる

    幼い髭膝、かわいすぎて自分が腹を痛めて産んだ子供のように見えてくる、、
    無邪気で仲良し、愛おしい子供たち、小せえいのち、涙が出てくる
    膝丸のもってるお花、それ見たことあるよ、、壽でふぅってしてたお花ではない??もう、、最高、母上にあげるお花だったんだね
    優しい母上、帰ってきた父上、幸せな家族、暖かな時間、美しい雁、、この時間永遠に続いてくれ


    【4】永遠の幸せなどない

    不幸に美を見出すのは人間の本能なのか?!シェイクスピアも近松門左衛門もみんな不幸にしてくる、わたしも何か物語作ってって言われたら村正派のとんでもない悲劇作る。

    家族の幸せを工藤祐経が裂く、曽我物語のあらすじちゃんと調べたら父上は悪くなくて父上の父上が工藤くんの領土を騙し取ったを恨んでの暗殺だったらしい、父上何も悪くなさすぎる、、

    矢に穿たれる父上の身体、駆け寄る妻、兄弟、肉になってしまった抜け殻、
    家族を愛おしそうに、無念そうに観ながらはけていく父上
    最初っから悲しさがマックスなんだが、これどうするの、、まだ始まったばかりですか、


    【5】父の死が落とす暗い影

    父上が死んでしまってから、お兄ちゃんの一萬は復讐に染まる、あらすじ見て知ったけど一萬はたったの5歳、
    5歳で父の死を理解して、仇討ちを決意するのとんでもないな
    死が与えた使命というか、運命が強すぎる

    対して弟の箱王はひたすら悲しみに暮れる様子、まだ3歳、現代より死は身近な存在だったとはいえ死を理解するには幼すぎる、信じたくないよね、死んだらどこにもいないなんて、無かったことになるなんて大人のわたしでも信じたくないもの、もう辛い、運命が憎い

    母上は残された二人を育てるために新しいひとと結婚する、
    この時代、女の人がひとりで子供を育てていくのは不可能なのだろうけど、子供からしたら置いて行かれたような気持ちになるのかなあ、
    新しい父、少し雰囲気が変わってしまった母、嘆く弟、支えなくてはいけない兄、
    自分が長女なこともあってここの一萬にめちゃくちゃ感情移入してしまう、我慢しなくてもいいんだよって抱きしめたい、あまりにも苦しい

    「雁の兄弟には父がいるのに、我らは、、」
    「♬父と、母と、ともに」のところ、さっきまでいた父も母ももういない、誰も肩に手を添えてくれない、ふたりきりになってしまった


    【6】美しい兄弟愛

    復讐のために兄は武芸に励むけど、弟は毎日袂を濡らしている、
    でも月日が経つにつれて箱王も「悲しみに寄り添うのはやめよう、私が寄り添いたいのは兄上」と考えが変わっていく、
    このまま、箱王は悲しみに溺れたまま大人になってゆくのではと心配していたからよかった、復讐のためというより兄上のためなのがとても愛おしい、
    ふたりで剣術の稽古をする、
    一萬の「おまえはしらないだろうがわたしが凛としていられるのはお前の眼差し、しゃんと立つ姿を見せたいのだ」から父上の死が与えたのは復讐心だけじゃなくて大人になるきっかけ、強いもののふになる手がかりになったのではと思わせられる
     

    【7】母の愛

    母が突然箱王に出家をしなさいって言う、仇討ちは良くないから
    わたしも子はいないがもう良い大人なので母上の気持ちも痛いほどわかる、愛する子供たちが親の仇だからってヴォルデモートぶっ倒すって言い始めたらアバダされるからやめなさいって止めるよ
    母は子供たちに嫌われてもいいから二人を失いたくない、
    「我が子のためなら鬼にでもなりましょう、生きててくれればそれでいい」


    【8】箱根に行った弟、案外充実した生活送ってる

    一萬が元服して、箱王は箱根山に入山して父の冥福を祈ってるらしい、
    「もういない」父親の冥福を祈るために幼くて若い子供一人の一生分の命を使うのあほらしすぎる、
    時代の価値観についていけないけど、これは儒教のいうやつなのか?よく知らんけど五常、、

    そんなわたしの心配を他所に、弟はウオ〜!って言いながら箒で剣術の練習をしたり、サボりがバレないように掃除したり、木魚のリズムにノリノリになってしまったり、踊ってたり、
    途中虫潰してましたけど、殺生はいいのですか?
    お経が阿波踊りでソーラン節になってるのめちゃくちゃ好き、
    幸せそうならOKです!!


    【9】成長した兄弟

    聞こえないのはわたしを、呼ぶ弟の声
    届かないのは兄上を呼ぶわたしの声
    覚えているか?山の匂い、空の青さ、あの契り、あの鳥の鳴き声、

    あんなに幼かった兄弟が立派な青年になった、兄弟の再会、
    弟が「兄者」と呼ぶ、
    あんなに小さくて泣いてた箱王が立派になって、、
    山にいる間、お釈迦様の前でずっと人を殺めたいと願ってきた、
    現代より神仏の力が強い時代でそんなことを願ってきたのか、
    どれだけ待ち侘びたことかってぎゅっとしたところ泣けて仕方がなかった

    箱根の山の人にお別れをする兄弟、何を願ってきたのか、何をしようとしているのか、それをわかった上でこれから仇をなす源氏の、縁や思い、願いが詰まった太刀を授かる、


    【10】母との今生の暇乞い

    仇討ちをするために母に別れの挨拶をしに行く兄弟、母は兄弟が死に行くのを見たくない、勘当すると言う。
    最後に顔が見たいと言われても母は行ってしまう、だって本当に行ってほしくないから、追いかけてきて仇討ちをやめるって言ってほしいから。
    兄弟も追いかけない、本気で仇討ちをするから。
    お互いの意地と覚悟が見れる場面、、

    巣立ちの舞、別れの舞、
    母がいなくてもふたりは舞う、
    翼は飛び立つ時を待つばかり、雁の子が飛び立つのを待つばかり、
    戻ってきた母も何か決意したようなかおをしている、
    「あのひとの面影をそなたたちに見る日がこようとは」
    「仇討ち、立派に努めて参られよ」って言う母の強さ、

    兄弟たちにスポット当たってるから忘れてたけど、母も相当我慢したのだろうな、愛する夫を殺されたのだから、わたしも多分仇討ちする
    「夫も、子供たちも手放す、仇討ちしても夫は帰ってこない、それを知りながら送り出す、私もまた愚か、、」


    【11】そういえば刀剣男士どこいった?!

    そういえばどこいったんだ刀剣男士、夢中になってて忘れてた、
    いつもおっとりしてる髭切(十郎)がバチバチに戦ってる、、オァ〜!勇ましい!!
    五郎もかっこいい、着物のさ、片側だけ脱ぐの大好きなんだ、、洋装ではなかなかないですからね、、、日本の文化ですよね、、、、最高、、

    ってなってるのも束の間、十郎さんが撃たれる、散る血潮、
    これの演出すごかった、あまりにも美しすぎる、花火みたいに儚い、
    縄に囚われる十郎、めちゃくちゃいいなこれ
    五郎が矢を避けるのもめちゃくちゃかっこいい、舞台がすごいよこれ、本編もらぶフェスもかっこいい舞台なんだけど細かく作り込んであるから没入感すごい
    工藤さんが切られた時もきれいに花が散って、すごく綺麗だった
    悪役らしいというか、迫力のある、、わたしもこんな死に方したい


    【12】兄弟の死

    「やったな」って、悲願の達成をよろこぶふたり、よかったね、よかったね、、
    でも何も解決してないんだよ、復讐したって腹いせにはなるけど腹の足しにはならない、死なないで、雁の声、
    十郎が父上、、と呟きながら五郎の顔を撫でる、これはどうなんだろう、五郎に父上の姿を重ねたように見えたけど違うのかな、、
    ずっと復讐に燃えてきた兄の安らかな顔を見て、五郎はどう思ったのだろう
    「兄者、、雁の群れが、空身ではない、確かに聞こえます」
    ふたりとも事きれる、
    死ぬというより入寂という表現が合うような、そんな死
    なんて美しい屍なのか、雨が降ってくる、
    この美しいふたりの肉はこのまま腐っていくのか、まだ熟しきってもいないのに朽ちてゆく

    母を置いていくのか、母の願いは届かなかった、生きてほしかったのに愚か、でも美しい
    「残された者に許されるのは兄弟が美しく、気高く生きてきたのを語り継ぐこと」

    またふたりは文楽人形になった、
    美しすぎてびっくりした、
    これ無料で見てはいけない、狂っている、、


    【13】メンタル回復タイム(グチャグチャ)

    まだあるのか何かが?!
    怖い?!こわいこわい!!!!!
    なんてこと
    まだあるのか?!
    刀ミュよ、、、やりすぎだ!!!!!

    雁かな、、白い鳥はって思ってたら、髭切殿、、、美しいなんてこと膝丸、、力強い
    この優雅な髭切と精悍な膝丸、対照的で良いですね

    髭切「驚いた?」って驚くに決まってるだろ
    髭切「あっちの方でもやってあげてよ」
    膝丸「兄上〜♡」←かわいくて涙出る

    やらない、兄者
    絶対やらない兄者
    はこおう、ごろう、ときむね、はちゃんと覚えてる兄者、、かしこい、、、、
    すけろく!膝丸ダァ!ーーーーー!ーー!!!!!!!😭
    不憫でかわいい
    MCいいから水飲んでくれ

    刀ミュくん、命がいくらあっても足らねえよ
    膝丸のチラチラ見える腰と兄者のキュートなおしりはわたしを狂わせる、、、

    あーあ、ここで獣ですか、、、
    脱ぐなーーーーーッ!!!!!!って叫んでる
    膝殿なんだその服
    髭殿、、、なんてかわいい服、、、
    下のインナーが、、下のインナーがあまりにも頼りない
    アー!片側だけ脱ぐな!!!
    なんてことを、、、、
    あ、、、ああ、、、
    無理、、、
    少ない人数の獣って迫力なさそうやなと思ったわたしが馬鹿でしたすみませんでした
    なんて頼りないインナーなんだ、、、?!紐じゃないか!!!鋏で切ったらもう終わりな服じゃないか!!!!!
    背中がえっち、、、らなんだよこれ、、、、
    なんだよぉ、、、、うあ、、
    肩甲骨が、、、、肩甲骨がぁ、、、、
    あせかいてる、、、あせ、、、、、、、らららら
    うわ、、、すごい、、、、、どういうこと、、、、(意識の喪失)

    ふたりの刀剣乱舞、、いいですね
    来年のことめちゃくちゃ言いたがる髭切かわいい、





    なんかもう、双騎なめてた、コンビニ行くかって便所スリッパとTシャツと股引履いて外出てたら源氏兄弟が現れてリムジンに突っ込まれてすごく高級なホテルのすごく高級なレストランの夜景が満点の星みたいになってる席に連れてこられてフォアグラとかテリーヌとかよくわからんけど美味な料理口に突っ込まれシャンパン頭から浴びせられるみたいだなこれ、会計はもちろんわたし持ちだよ

    刀ミュ見てるわたし、メスガキの同人誌より「わからされる」のが早い、即オチ2コマ、
    どの作品も適当な覚悟で見るとやられる、ほかの双騎とか単騎がどうなのか知らないけどくりちゃんと鶴丸のも行ってみたくなった、、ヴァ、、すごい刀ミュ、、、、
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    aiporonica

    DONEこれはまだ、俺が刀剣男士になれていなかった頃の話。

    本丸が出来て間もない頃、同じ平安刀のよしみで共に出陣を繰り返していた三日月宗近と鶴丸国永は島原の乱に出陣することになる。二人が向かった先はかつて山田右衛門作が暮らしていたという口之津村。その港口に潜んでいた歴史遡行軍と遭遇するが……
    酷薄のインフェるノ②「オロロン、オロロン、オロロン、バイ」
    「変わった歌だな」
     男は幼子を大切そうに抱えながらその歌を謡っていた。
     皺が寄った口元に、穏やかな表情を浮かべて。
    「この土地に伝わる子守歌です」
    「へぇ」
     物珍しそうに近寄れば、彼は眉尻を下げて何かを懐古しながら嬉しそうに微笑んだ。
    「私が謡うとすぐに寝付くものだから、子守歌を謡うのは私の役割だったんですよ」
    「なあ、俺にも教えてくれるかい?」
    「はい、もちろんです」

     ―――これはまだ、俺が刀剣男士になれていなかった頃の話。


         ◆

    「今回の任務もあなたたち二人にお願いします」
    「島原の乱か、……厳しい出陣になりそうだな」
    「なに、鶴丸と一緒ならば平気さ」
     本丸が出来て間もない頃、刀剣男士の数も少なく少数精鋭で歴史改変の阻止に赴かなければならない頃があった。二振りで出陣なんていうものはザラにある。中でも同じ平安刀であるよしみから、三日月宗近と鶴丸国永は中でもより難度が高いとされる地に出陣させられていた。顕現したばかりの刀剣男士はまだ感情が定まっておらず、出陣に支障を来すことが稀にある。特に、自分たちが辿ってきた歴史の地に出陣した時には自らの感情に飲み込まれてしまう者も少なくはなかった。
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