じゅうに身分とかあれこれ忘れてるんだけど、なんとなくで。
王不在で荒廃した国の片隅で人の生活を維持している数少ない集落で、領主の父と兄を補佐して防衛を担うヴェルナーと、半獣(🐻)の高い戦闘能力を遺憾なく発揮して彼を支えるマゼル。
昇山できるようになってからは可能性があっても無くても行かなけりゃ始まらないと二人してとっとと麒麟に振られに行く。
そこで同じく麒麟に振られた殿下に出会い、あちらも荒廃に耐え、ヴェルナーたちより規模の大きな集落を形成しているとあって、顔繫ぎ、情報交換。
領地に戻って暫くして王が立ったと知らせが。
まだまだ荒れた大地が広がる国だけど、これから良くなる。と妖魔の屍の上で青空を仰ぐマゼルと、そんな彼を外壁の上から、もう少しだ、もう少しでマゼルに平穏を返してやれると、望まぬ戦いを強いていることを悔いているヴェルナーが泣きそうな笑みでマゼルを呼ぶそんな一幕ミタイナァ…。
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