ヨシュアメモ●年表
・幼少期(〜3歳)
本家の次男に産まれる。
絵本の読み聞かせを好む子どもで、兄とともに読んでいた思い出の本がある。
・3歳
跡取りに恵まれなかった分家の次期当主として引き取られる。
・4歳
思い出の本と同じシリーズを集め終える。
・5歳
跡取りとしての教育が本格的に始まる。
・10歳
武術もカリキュラムに入る。
・12歳
歴史に興味を持ち始める。
・15歳
金糸雀城魔法学校に入学。
「この絵本、誰か、男の子と読んでたと思うんだけど、思い出せないもんだな。」
●環境
・気候
安定した温暖な気候。やや乾燥はしているが、工夫もあり作物には困らない豊かな土地。多分二毛作とかしてる、酪農と農業が盛んな地域。
「まぁ、田舎だけどそれなりに栄えてたんだ。旅商人の補給地というか」
・教育
地位のある限られた領民が教育を受けることができる。ヨシュアは当主となるために教育係をつけられていた。ヨシュア一人にはとても広くて見きれない書斎も活用し、勉学に励んでいた。
又、「平和の象徴」や「経済的活性」という観点から当主にも副業的な取り組みを推奨していた。ヨシュアでいえば絵を描く事がこれにあたる。あまり得意とはしないものの、視察がてら風景画を描くことも多かった。本人としては取り立てて上手いわけでもなくお遊び程度のものらしいが、写実的過ぎず絵本の背景としては適している。アイデアはあれど空想のものを絵などの形にすることが苦手。
(学生期間に見つける夢として、この地域に図書館をつくることを考えるようになる)
「したいことはさせてもらってたと思う。でも、それも多分オレだけで、オレが『領主の子』だから。…なんだかなって」
●黒い翼について
・言い伝え・印象
白い翼を持つ一族は天使の末裔として伝えられている。対して黒い翼は堕天使の翼として扱われることも多い。見た目も重々しく飛ぶことも難しいため(後述)、連想されるような天使から離れていることも要因といえる。
「いや、別に執着もなにも。どうでも?今思うとああいう光の最前線みたいなの合わなかったし。適材適所でしょ、こういうのは」
・遺伝的特徴
人間の倍の寿命と言われている。一族も知らない情報として、白い翼は潜性(劣勢)遺伝である。白い翼を持つ者は飛ぶための機能が備わっており、翼のみで飛行が可能。対して黒い翼は骨密度が高く、翼以外の筋肉量も多いため、自重を翼のみで支えられず基本的に飛行は不可能な構造をしている。そのため、飛行には原則、魔力が必要となる。又、翼は伸縮しないため、魔法(もしくは魔力を持った石)で小さくして生活している。
「初めての魔法は飛行術だったな。飛ぶ相手を守るなら飛べたほうがいいのはわかるしさ。でもこれで飛ぶのは合理的じゃなくない?ばかなの?ってのは今も思ってる」
●鉱石について
トルマリン
空色。キャッツアイ気味。
左耳がある位置にオーバル?の石がある。髪が落ち着かないため耳掛けしている。
●魔導具・使い魔について
魔導具は使い魔のカラスの羽。主にカラスの羽は魔法に指向性を持たせるために用いる。
魔法と錬金術で命を繋ぎ止めたカラスを使い魔としている。明確な意思疎通は出来ないが、通常のカラス同様(もしくはやや上)に頭はいい。イタズラが好き。
使い魔として半人前で言うことを聞かない今は魔力を貯めるための羽を提供するに留まっている。翼がほぼ錬金術だが、つなぎ目となっているのがヨシュアの魔力。