Recent Search
    Create an account to bookmark works.
    Sign Up, Sign In

    ぽいすて

    @goyoy39

    翻訳、自作発言、無断使用、無断転載、複写、加工、厳禁です。
    Please do not reprint without.

    質より量!みたいな雑絵を描きますが
    誰かの性癖に刺さったらニコニコしちゃうな!
    ※完結したやつとか続きかけなくなったものはしれっと供養に変えています。

    お題箱
    https://odaibako.net/u/goxox39

    Wavebox
    https://wavebox.me/wave/5r22raxdj5ncylgy/

    ホームページ
    https://plus.fm-p.jp/u/bloodapple

    pixiv
    https://www.pixiv.net/users/3923517

    BOOTH
    https://bloodapple.booth.pm/

    ꙳★*゚

    ☆quiet follow
    POIPOI 26

    ぽいすて

    ☆quiet follow

    山ツナ。好きなんだって自覚ない2人の話です。そこまで行ったら好きって気づけよ!って所で気づかない関係が好きなんだってハッキリ分かるね。

    ##小説
    ##山ツナ

    Age verification
    Tap to full screen .Repost is prohibited
    💖💖💖💕❤💘❤❤🍌🍌🍌🍼😍🍼🍼🍼❤
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    recommended works

    創作部部誌班

    DONEタイトル:不純異族交友
    作者:智紫国基
    テーマ:海辺の縁日
    今年のテーマ「海辺の縁日」を舞台に書いた小説です。ちょっと不思議な出会いと友情の物語。
    不純異族交友
    智紫国基



     目を開くと、そこは、真夏の海辺だった。



    「────、は?」
     いやいやいや、ちょっと待ってくれ。海辺だった、じゃない。
     俺はついさっきまで塾にいた。そう、普通に、どこにでもいる高校生のように。数学の授業を受けてて、少し眠くなって来たから一度目を閉じて、先生にバレる前に起きなきゃと思って、ちょっとの罪悪感と共に目を開いて。
    「………夢じゃ、ない」
     何度目を擦っても、頬を抓っても、やたら難しい数式が並んだ黒板もハゲた講師も、眠たそうな同級生も現れない。
     俺が立っているのはやっぱり白い砂浜で、眼前に広がるのは青い海と雲ひとつない晴天。あとそろそろ頬が痛い。
     どうやら、本気で俺はどこかの海にワープしてしまったようだった。

     これ、帰れんのかな。つーか、どこだここ。
     とりあえず歩き回ってみてわかったのは、ここは俺の知っている近所の海岸でも、一度だけ家族で訪れたことのある南の島でもないということ。
     おまけに誰もいない。広い砂浜には俺一人だけ。建物もない。海水浴場ではないのだろうか。私有地? まさか、未踏の海岸だなんて言わないよな? 地球じゃないと 6750