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    Laviss777

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    sleepwell12h

    DOODLE💜にメイクをして遊ぶ💛
     おそらく今の自分は、俗に人生の春と呼ばれる時間の中にいるのだろう。細く開いたカーテンの隙間から差し込み天井を淡く照らし出す陽だまりを目で追いながら、シュウはぼんやりと物思いに耽った。
     暇を見つけては自宅とルカの家を往復する生活を送るようになってしばらく経つ。最初のうちは遠慮が勝り、長くても一週間程度しか滞在できなかった。それが今ではひと月くらい居座って当然の顔をしているのだから、改めて習慣とは恐ろしいものだと思わざるを得ない。
     ルカの家のあちこちに紛れ込んだシュウの私物も、最初のうちは見かけるたびに何ともむず痒い心地がした。いくら気のおけない間柄とはいえ、素知らぬ顔で他者の領域を侵犯できるほど、シュウは驕慢になりきれない。持ち込んだ荷物は引き上げるたび律儀に回収している。一方の家主は好んでシュウの痕跡を残したがった。最初は歯ブラシやら食器やらの細々とした日用品にはじまり、ブランドにさしたるこだわりのないシュウでも一目でわかるほど上質なパジャマや下着、ついには香水やアクセサリーのような日常生活を送るにあたり明らかに不要と思われるものまで、ことあるごとにシュウヘ買い与えようとする。このままだとジゴロにでもなってしまいそうだ。いや、差し詰め情夫イロとでも呼ぶべきか。手持ち無沙汰に弄り回していたタブレットを胸の上に伏せ、瞼を閉じる。このまま寝入ってしまおうかと思い立った矢先、玄関から騒々しい物音が聞こえた。爪先から振り落とすようにして靴を脱ぐ姿を想像しながらほくそ笑む。程なくして寝室のドアが開き、軽く息を弾ませたルカが文字通り飛び込んできた。
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