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    チンチラ可愛いね

    引きこもり生活をしていたい気持ち。
    落書きが楽しい。推しは最高。どこかで社会人して生きてます。

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    POIPOI 28

    ウルコドちゃん、くっついた後

    ミルク珈琲を飲み干すまで「助けてくれ、俺はどうしたらいいんだ?」

    カーラインカフェのテーブルに突っ伏し、弱音を吐くウルシ。同席しているナギサとティーチャバは、顔を見合わせて首を傾げた。突っ伏したまま大きなため息
    をついて、ウルシは言葉を続けた。

    「コドウと俺、付き合い出したんだ。好きな子と彼氏彼女の関係になれて嬉しくはある。嬉しくはあるが、コドウが付き合う前と全然変わらなくて、俺を湯たんぽにするし目の前で着替えを始める。俺、男として意識されてねえのかな……?」

    「待って、湯たんぽって何?」

    ナギサは状況を理解するため、ウルシの疑問に答えずに、気になる単語を質問した。

    「夜寝る時、肌寒いって理由で、ベッドで一緒に寝てくれって……それで、俺をでかい湯たんぽ扱いしてる。毎晩。」

    「お前、毎晩女の子と同じベッドで寝てんの?!しかも付き合う前から?」

    「健全に、寝てる。腕の中に潜り込んでくるから、やばいとは思う。んで、温かくて良い匂いすんなぁってなって、気づいたら朝。」

    色々と順番が可笑しいだろうと、ナギサは呆れた。

    「まあ、コドウは夜の営みについて知識無いから、うん。全裸を見られても、何がダメか理解してないし、ウルシが頑張るしかなくない?」

    もう少し早く義兄妹になれてたら、教える努力はしたけどね。と、ティーチャバは頼んだ珈琲にミルクを入れながら話に混ざる。口に珈琲を少し含み、眉間に皺を寄せ、砂糖を追加しながら言葉を続けた。

    「ウルシが男として見られているか、ってだけなら、大好きな彼氏と認識してるっぽいから、見られてると思うよ。もっと好きになってもらうために、胸でかくしたいとか言ってるし。」

    「胸?!」

    「胸。男はみんな、大きい胸が好きって思い込んでるよ。」

    勢いよく体を起こして目を丸くするウルシ。嘘は言っていないと、ティーチャバはナギサへ視線を向けた。

    「コドウちゃん、スレンダーボディだもんなぁ。うん。ところでチャバサン、どんだけミルクと砂糖入れるつもりなんですか?」

    頷きながら、ナギサの視線はティーチャバの持つカップへ向けられた。珈琲が、パステルカラーに近いブラウンになっている。

    「もう少し。」

    「今でもかなり入ってる気がするんだけど?チャバ?お前もしかしてブラック珈琲苦手?」

    「煩いなぁ、今はウルシのケツ叩きする時間だよ。」

    それかけた話は、再びウルシの悩みへ戻った。
    それからしばらく、男三人の会話が続いたのだった。



    ミルク珈琲を飲み干すまで
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    Replies from the creator

    recommended works

    gohan_oic_chan

    PAST行マリ
    卒業後同棲設定
    なんか色々最悪です
    証明 朝日を浴びた埃がチカチカと光りながら喜ぶように宙に舞うさまを、彼はじっと見つめていた。朝、目が覚めてから暫くの間、掛け布団の端を掴み、抱きしめるような体勢のまま動かずに、アラームが鳴り始めるのを待っていた。
     ティリリリ、ティリリリ、と弱弱しい音と共に、スマートホンが振動し始める。ゆっくりと手だけを布団の中から伸ばし、アラームを止める。何度か吸って吐いてを繰り返してから、俄かに体を起こす。よしっ、と勢いをつけて発した声は掠れており、埃の隙間を縫うように霧散していった。
     廊下に出る。シンクの中に溜まった食器の中、割りばしや冷凍食品も入り混じっているのを見つけると、つまみあげ、近くに落ちていたビニール袋に入れていく。それからトースターの中で黒くなったまま放置されていた食パンを、軽く手を洗ってから取り出して、直接口に咥えた。リビングに入ると、ウォーターサーバーが三台と、開いた形跡のない数社分の新聞紙、それから積み上げられたままの洗濯物に囲まれたまま、電気もつけずに彼女はペンを走らせていた。小さく折り曲げられた背が、猫を思わせるしなやかな曲線を描いていた。
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