秘密会議アーロンが不在の夜のことである。夕食後、ブラスカとジェクトは部屋で酒を飲み交わしていた。
「二人で飲むの、なんだか珍しい気がするね」
「確かに、いつもは三人のことが多いかんな」
ジェクトの部屋は彼らしく衣服などが乱雑に置かれており、殺風景なアーロンの部屋と同じ間取りなのにどこか違うように感じる。とはいえ、ブラスカの部屋も同じ間取りだが、そちらはそちらで本が大量に平積みされており、結局のところ三者バラバラの様相を呈していた。
「アーロンはいつ戻ってくるんだっけ？」
「明後日、じゃなかったっけか？まぁ素材が集まんなかったら延長もあるとか言ってたかも」
自分たちの次の出撃の予定を考えつつ、ブラスカは当たり前のようにこの世界で予定を立てるという未来ありきの生活をしていることに気づいた。

【波枝】甜蜜的痛楚*边缘性行为/异物/宫交/入门级dirty talk
*猎魔人×半魅魔这样的爱情喜剧(喜剧含量有待考量)

"抱歉，银枝，咱们的烛光晚餐大概得推迟一小会儿，我遇到点小麻烦，你不用担心，我保证会在二十分钟后会出现在家门口。"来不及检查语音输入是否有错字，炸弹引爆燃起的火舌和热流差点追上从二楼一跃而下的波提欧，疾驰而来的二手载货汽车闪进街角，稳稳当当将跌落的人接进货厢后留下四条黑色轮胎印扬长而去。

波提欧仰躺在轻微摇晃的车里剧烈喘着气，没跟着二楼玻璃一起摔个稀碎的手机屏到底还是出现了几条裂缝，聊天框叮咚一声消息提示音，他抹了把脸，银枝发来关心的问候，还好他没像上次一样手滑发了语音出去，否则踩着最后一个字的爆炸声，可不方便再用儿科诊所的设备被小孩撞倒这种借口来解释。