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    18歳おそカラ(のつもり)
    少し疲れてしまった長男を連れ出す次男。
    おそ松目線。下の方にカラ松目線もありますが、ちょっと不穏な雰囲気です。

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    DONE「明日は何がしたい?」って聞かれて「みんなと朝ごはんが食べたい」と答えた若頭補佐。その翌朝の松代さんとの会話。ほんのり若を添えて。(極狼おそカラ)
    松能の次男と母のとある早朝ふと、意識が浮上する。まだ寝ていたい気持ちもあったが、ここ数年の習慣で早く目が覚めてしまったカラ松は少しずつ目を開けていく。目の前には己を抱きしめながらぐーすかと寝ている兄、おそ松の顔が至近距離にあった。そういえば、昨日帰ってきたのだったか、とカラ松はぼんやり思い出す。
    実に数年ぶりの実家だった。昨日兄弟全員に迎えられて、晩はカラ松のために酒や御馳走を用意して家族全員で帰りを喜んでくれた。両親や兄弟たちと騒いで、たくさん笑いとても楽しい時間だった。
    寝ぼけたままのカラ松は、おそ松に抱きしめられたまま、視線のみで部屋を見渡す。物心ついたときから見慣れている天井の木目。刑務所にはないふかふかの布団。そして、ここ数年触れていなかった兄弟の温もり。全てが久しぶりに感じられて懐かしさがこみ上げてくる。叫びだしたいような、走り出したいような、そんな感覚がカラ松に湧いてくる。じっと寝ているままの状態でいられなくなり、おそ松の腕からそっと出て身支度を整えて部屋を出た。
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