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    nekoyamanagi

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    nekoyamanagi

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    本ドロ風味で、ぽ/け/も/そ/S/Vなんちゃってぷれい配信風のネタ投稿です。
    若干中の人のプレイ記録含んでおります。S/Vのシナリオについて一部ネタバレを含んでおりますのでご注意下さい。

    にっぴきなんちゃってポケモン配信にっぴきポケモンを買う

    ド「今回の色はスカーレットとバイオレットかぁ。どっちにしようかな?」
    ロ「へー。赤があるのか?やるならスカーレットかなぁ。コイツ格好良いな!(コライドンを見ながら)」
    ド「若造がスカーレット選ぶなら、私はバイオレットにしようかな」
    ロ「そっちの奴、ひょろひょろで、ちょっとお前に似てるよな(ミライドンを見ながら)」
    ド「ひょろひょろとか言うな!筋肉ゴリラが!!こういうのはスマートって言うんだよ。……ジョンはどうする?」
    ジョ「ヌヌヌヌヌヌヌ、ヌヌヌイヌヌヌヌ(ドラルク様と、お揃いにするヌ)」
    ド「じゃあ、ジョんもバイオレットだねぇ。3本纏めてセンターでポチっておくかぁ。届くのが楽しみだねぇ、ジョン」
    ジョ「ヌヌヌヌヌー♪(楽しみヌー♪)」


    発売日当日

    ポケモンセンターの箱で届き、テンション上げるにっぴき
    ド「さてさて、畏怖民の諸君。今晩は。ドラドラちゃんねるの時間だよ。今日は来るべきポケモンの発売日だ。と言うわけで、折角なのでにっぴきで配信を行なっていくよ。まずは、箱の開封からだ」
    箱の開封からはじまるにっぴき配信。ヌーを出せのコメント続出。
    ロ「うわー。うわー。箱が特別仕様だ!可愛い!!」(ホゲータの箱を見ながら)」
    ジョ「ヌヌヌヌヌー(可愛いヌー)」
    ド「最近はセンターもサービス精神旺盛だよねぇ。さてさて、開けてみようか」
    ジョ「ヌヌヌヌヌヌ、ヌヌヌー(ドラルク様、早くー)(ワクワクした様子で)」
    ド「はいはい、待っててねー。ジョン。あ、此処からはポケセン特別仕様の箱と中身のネタバレ注意なので、ネタバレ許さん勢は配信を切りたまえ」
    警告を伝えながらカッターで箱を開けると、中からメッセージが
    ド「おや、メッセージが書かれてるねぇ」
    ロ「『これから冒険に旅立つきみたちへ』だって」
    ぺらりともう一枚段ボールをめくる
    ロ「わ、ホゲータだ。可愛い!!」
    ド「なになに?『相棒にするポケモンはもう決めたかな?新しいポケモンとの出会いを楽しんで、きみだけの宝物をみつけてきてね!』か。センターも中々に粋な事をするじゃないか」
    ロ「凄いな、なんかほんと、冒険の始まりって感じだな。ワクワクするな、ジョン♪」
    ジョ「ヌヌヌヌヌ、ヌヌヌヌヌン。ヌヌヌヌヌヌー♪(そうだね、ロナルド君。楽しみだねー♪)」
    箱を眺めてきゃっきゃする一人と一匹を無視して、容赦なく箱を開けて中身を取り出していくド。
    純真無垢なロナルドとジョンの反応に和んでいる勢から、ドラちゃん無慈悲wwwとのコメントが流れる。
    ド「さてさて。それではさくさく始めていくよー」

    と言うわけでゲーム配信スタート。



    キャラメイク編

    配信を意識して、それぞれ自分に似せたキャラを作る。
    ロ「こういうのよくわかんねーんだよな。適当で良い?」
    ド「おバカ。主人公の見た目は大事に決まってるでしょ。続けていく上でのモチベになるんだから。ほら、ちょっと貸して」
    適当に作ろうとしたロナルドに、ドラルクが仕方なく手を加え、君ってこんな感じでしょ、と思った以上の美少年に作り、コメント炎上。
    ドラちゃん、ロナルド様の顔良く分かってるじゃんwwとか顔が良いwww、ロナルドの顔好きすぎだろドラちゃんwwwなどコメント大草原。
    ド「畏怖民のみんな、うるさいよっ!?」
    無意識に美少年にしてしまった事に思わず慌てて、コメントに文句言うドラルクに、照れ隠し乙wwとか、怒鳴られた、謝罪しろ。ヌーを出せコール続出。
    仕方なくジョンが可愛くごめんヌ♡して鎮火。
    ヌーを讃えるコメント乱舞。



    いざ、御三家選び

    ロ「うおぉ、どの子も可愛いな……くそ、迷うなぁ。でも、やっぱりコイツが可愛いなぁ。でっかい口でいっぱい食べそうだし(ホゲータを見ながら」
    ド「良いんじゃない?君に似て真っ赤だし、大食らいっぽいし……(悪口に反応して拳が飛んできて砂る)配信中に殺すんじゃない、バカ造。うーん。私はどの子でも良いんだけど……ジョンはどの子にするんだい?」
    ジョン「ヌヌヌヌ!!(ニャオハ!!)」
    (ニャオハを画面に映しながら)
    コメント欄に、うおぉ、それを選ぶのかー!!!、これは効果抜群だー!!!、可愛い×可愛いの暴力だ!!!のコメント殺到。
    ド「そっかぁ。ジョンがニャオハにするなら、私はクワッスにしよー。ジョンには勝てないし勝たないけど、ロナルド君には勝てるしー」
    ロ「あぁ?クソ雑魚砂おじさんのクワッスに、俺のホゲータが負ける訳ねぇじゃん」
    ド「はい、相性差を理解してないおバカー。ほのおは水には勝てませんー」
    ロ「そんなの、やってみなきゃわかんねーじゃん!!」
    煽り散らかしてくるので、再びロナルドの拳が飛んで、砂になるドラルク。コメント欄ではデス回数のカウント職人がカウントしている。
    そんなこんなで冒険スタート。



    殺戮ボタンの悲劇

    日が変わってやはり配信中。
    ドラルクとジョンは既にジムバッチ1つ取得済み。
    仕事の合間に進めていたロナルド、ようやく課外授業が始まり、自由行動開始。
    ド「ねぇねぇ、ロナルド君。Rボタン押してみて?」
    ロ「あぁ?Rボタン?」
    ぽちっと素直に押すと、ホゲータが出てくる。
    ロ「あ、あれ?何で?バトルとかじゃねぇのに、ホゲータが外に?」
    ド「そのまま、歩いてごらん」
    ロ「!?つ、着いてくる!?可愛い!!!!」
    後ろをついてくるホゲータの様子に、めっちゃ喜ぶロナルド。
    純粋無垢な反応にコメント欄も穏やか。しかし。
    ド「ちょっと失礼(野生ポケモン達の側でRボタン)」
    ロ「え?あれ?ホゲータが他のポケモンの側に?……あ、音符出して喜んでる?仲良しになれるのかな?かわい……え、えぇ!?」
    じゃれ合うように近づくホゲータに和んでいたら、不意にどかんっとエフェクトが鳴り、目の前のポケモンが消える。
    ロ「え?えぇ?あれ?消えた!?え、もしかして、倒したっ!?ちょ、ホゲータ……な、なんで!?お、俺、命令してないのにっ!?」
    ド「あはははは、こうすると自動で戦ってくれて楽なんだよ。凄いでしょー」
    唐突に野生ポケモン達に襲い掛かり、虐殺を始めるホゲータ。
    慌ててるロナルドの反応に爆笑しながら、ドラルク、またも野生ポケモン達の側でRボタン。無慈悲に殺戮されていく野生ポケモン達。
    コメント欄に、まさかの殺戮ボタンwww、ドラちゃん非道wwwやらロナルド様が泣いちゃうじゃんwwwなどのコメント流れる。
    ロ「な、何で……ホゲータ、そんな酷い事するんだよ!!俺のホゲータは心優しい奴なんだ!!そんな事しないもん!!」
    5歳児丸出しでうぇーんと泣き出すロナルド。次第にガチ泣きのしゃっくり始まる。
    それにコメント欄がざわつき出す。
    おいおい、ロナルド様泣いちゃってるじゃんwww、ガ・チ・泣・きwww、ドラちゃん何泣かしてんだよーww、強い退治人様が泣いてんぞww、泣かないでーロナ様、等。様々なコメントが溢れる。
    まさかのガチ泣きに、思わずぎくりとしてやめるドラルク。
    ド「あー。ご、ごめんね?ロナルド君?」
    流石に罪悪感を覚え謝るドラルクをうぇーんと泣きながら容赦なく砂にしてて、視聴者爆笑。
    ロ「ドラ公の馬鹿野郎うぅぅぅ!!俺のホゲータは弱い者イジメしないもぉぉんっ!!」
    うぇーんと泣き続けるロナルドをイデアの丸、ジョンが慰めている様子に、コメント欄大草原。
    神回認定される。



    名付けの話

    ロ「へー、可愛いな、この鳥。なんか色とか目付きとか似てるからヒナイチにしよう(コマドリを見ながら)」
    ド「……おっとぉ?」
    ロ「お、この子もゲットだ。パモって言うのか……女の子だしなぁ、良し、モモにしようっ!!」
    ド「ちょっとちょっと、ストーップ、ロナルド君。今配信やってるんだから、安直に知り合いの名前ばっか付けていくんじゃありません!!後でアーカイブ出す時ピー音入れなきゃならなくなるから!!それにモモって……彼の名前じゃないか。しかもメスの子に付けたりして、後で怒られても知らないよ?」
    ロ「えー……?パモだからモモって……おかしか……あ、しまった!!モモって半ッ(ぱちんと口を押さえられる、が、反作用でドラルク砂になる)ぶぇ、口ん中砂入ったっ(ペッペッ)」
    ド「あー、もう!!だからこれ以上放送事故禁止っ!!もー、君の名付け、配信出来ないじゃないかー」
    ロ「わ、わりぃ……」
    思わず素直に謝るロナルド。
    コメント欄ではモモって誰?や、シンヨコ民達は、あー、あの9対の、とか、セロリ投げてくる残念なイケメン、などなどが流れ。
    その中に、馬鹿めーーっというコメントが流れてくるのを見たドラルクは、ふいっと視線を逸らし。
    ド「あー、私、何も見てないなー♪」
    と誤魔化す。
    本人?ご本人登場?wwなどコメント騒つくが、当のロナルド気付かず。
    この後、パモのモモを巡りトラブルが起こるのはまた後の話。



    格好良い帽子事件

    久々のゲスト、ロナルド君の配信。
    ロナルドのキャラが赤いなかおれ帽子をかぶっている
    ド「あれ?ロナルド君。いつの間にそんな格好良い帽子を……あれ?それあれだよね。カラフシティにあるお店のだよね。君、まだレベル10代前半じゃなかった?」
    ロ「んー?あぁ、この帽子か?なんか、前の配信見たっていう人からヌイッターで、俺のキャラに被って欲しいって、リクエストが入ってて。場所はカラフシティで売ってるよ、って教えてもらったから……地図と睨めっこして走って来た(コライドンで)」
    ド「え?あそこら辺のポケモンのレベル、10代後半位のだったよね。よく行けたね?」
    ロ「そこはほら、コライドンが頑張ってくれたし、動体視力で避けた」
    ド「動体視力で……君、ほんとそういうとこ器用だよね。普段あんなに不器用なのに。……で、道なりに行ったら、確かスター団が通せんぼしてたでしょ?」
    ロ「そこはどうしょうかと思ったんだけど、俺レベル低いから勝てないしなぁって。で、うろうろしてたら、崖から落ちた」
    ド「崖から落ちた(思わず復唱)」
    ロ「で、そしたら砂漠に落ちてさー。そのまま走って行ったら町に入れた」
    ド「あー…彼等の通せんぼ、ガバガバだもんねぇ」
    ロ「それでさー。売ってる店も教えてもらってたから、町ん中走り回って探してたんだけど……なんか、頭つるぴかなおじさんとすれ違ってさ」
    ド「ハイダイさんじゃん」
    ロ「で、なんか慌てて走ってっちゃって、なんだろーと思ってたら、その人の知り合いの人から、財布忘れてったから届けてくれって……」
    ド「あー。それ、水ジムのジムテストだよ」
    ロ「で、渡されちゃたかったらどうしようかなーって思ってさ……取り敢えず目的だった帽子買ってさ。財布なくちゃ困るだろうと思ってさ、追いかけたんだよな、砂漠を」
    ド「……ん、私、オチが読めたぞ」
    ロ「でさ、怖いポケモン達避けながら砂漠超えてって、おじさん見つけたんだけどさー…………ぐす……(突然、ぐずり出す)」
    ド「……あー、あー……それは、アレだな……」
    ロ「おじさんの部下?みたいなおにーさんに、おじさんは忙しいんだから話しかけんなって怒られたけど、財布なくて困ってるだろうと思ってさ。頑張って声かけたんだけど……その人のブイゼル?の進化系だと思うんだけど……それに、ぼろ負けしたんだ……」
    ド「そりゃ、君のポケモン達、10代前半じゃ、勝てないでしょ。しかも君、火ポケじゃん。あの水ジム、20代後半のレベル帯なんだから」
    ロ「……一匹、また一匹って、やられていってさ……ただ、財布返したかっただけなのに、なんで俺、こうなってるんだろって、ちょっと悲しくなった」
    ド「君ねぇ。何だってゲームの中ですらそんなお人好しやってんのさ。まぁ、君だから仕方ないけどさ」
    ドラルクに哀れんだような目を向けられる。
    コメントざわつき、え、ロナルド良い奴じゃん?とかロナルドって見た目ちゃらちゃらしてるからあんま好きじゃなかったけど、ちょっと印象変わった……など、コメントが流れ。
    え?ロナルドって案外こんな奴だろ?と、シンヨコ住みの畏怖民達が、助けてもらったぜ、こんなだったぜ?とかすげーお人好しなんだよなぁ、と、シンヨコの退治風景を雑談し始める。
    ロ「……そのままやられた後、気がついたら前の町に戻されててさ。……力がなきゃ、何にも話聞いて貰えない世界なんだなって……ちょっと寂しくなったから、思わず筋トレした」
    ド「君が鍛えてどうするのさ。ポケモン達を鍛えなさいよ。というか、もー、何で?何でそういう面白い事、配信じゃない時にやっちゃうのさー」
    ロ「えー……そ、そんな事言われたって……先のストーリーの内容なんか知らねぇしさ」
    ド「そりゃそうだよ。先が分かってちゃつまらないじゃないか。だから、君には私の配信閲覧禁止してるんだから。君の新鮮な悲鳴は、私と畏怖民達のご馳走なんだから」
    ロ「俺を出汁に、愉悦のスープ啜ってんじゃねぇよっ!!!」
    ドラルクの煽りに、ロナルド、ドラルクを砂にする。
    コメント欄には、悲鳴美味しいです、ズズズ……この出汁美味い、良質な悲鳴もっと寄越せー、等煽る畏怖民達の呻き声が溢れる。
    ジョ「ヌンヌ、ヌヌヌヌヌンヌヌヌイ、ヌイシーヌ(ヌンも、ロナルド君の悲鳴、おいしーヌ)」
    ロ「うぇーん、ジョンまでそんな事言うのぉ!?」
    ヌヒヒと口元を押さえて笑うジョンにロナルドがうぇーんと泣いて、畏怖民爆笑。



    ジムの話

    ド「まぁ、何はともあれ君もレベルの大事さが身に染みて分かったでしょ。まずはジムに行って大人しくバッチを貰って来なさい」
    ロ「なんでジムに行かないといけないんだ?」
    ド「……おっとぉ?そうか君はポケモン初心者だったか。良いだろう。無知な私めにどうぞ教えて下さいドラルク様と言ったら、教えてやろう」
    ロ「あ?なんだ殺すか?」(拳を握りながら)
    ド「何でもかんでも暴力に訴える脳筋ゴリラめ!良いのかー?配信で世界に君の蛮行が晒されるんだぞー」
    ロ「そんなんいつもの事だろ、クソ雑魚砂おじさん」(容赦なく殴り、砂にする)
    コメント欄には死亡数カウントと、いつもの流れww、ドラちゃんが煽るからーww、実家のような安心感、等。炎上する様子皆無。
    ド「仕方ない、教えて下さいドラルク様で手をうとうじゃないか」(ナスナスと元に戻りながら)
    ロ「……(めんどくさくなった)あー……教エテ下サイ、クソ雑魚砂ドラ公サマ」
    棒読みのロナルドの様子に、畏怖民爆笑。
    ド「うーん、心が篭ってないが、仕方ない。ドラドラちゃんは心が広いから教えてやろう。ジムバッチを集めなきゃいけない理由は、単純にレベルだよ。持っているバッチの数によって言う事を聞かせられるレベルが変わるんだ。だから、うかうかしてると、ポケモン達が言う事聞いてくれなくなっちゃうよ?」
    ロ「え!?言うこと聞かなくなるとかあんの!?」
    ド「あるある。技指定してもそっぽ向かれるとかね」
    ロ「そ、それは困るな……」
    ド「だから君はまずジムに挑戦するんだよ。君は最初の子がほのおの子なんだから、比較的序盤は優しいよ。まずはむしジムからだからね。それが終わったら、くさジムね」
    ロ「え、えっと……場所、どこ?」
    ド「地図を開け地図を!!」


    初めてのヌシ

    ド「よしよし、むしジムは難なく終わったな。次は学校のある街から反対側に出るんだ」
    ロ「分かった」
    一度空を飛んで街に戻り。反対側の入り口を探して右往左往。
    なんとか見つけて外へ出て岩山へ。
    ド「そうそう、そのまま道なりに行けばくさジムの町に着くから……っておおぉい、若造!!何処へ行く!!」
    ロ「……や、だって、なんかあっちの方にアイテム落ちてそうだし。あと、人いたから怖くて……」
    ド「道中のトレーナーとちゃんと戦え!!それも大事な経験値と収入源だ!!」
    ロ「え、でも、アイテム気になるし……って、あれ?なんだアレ」
    好奇心に任せ、ふらふらと道を逸れ。
    壁に張り付いた巨大なカニを見つけ。
    ロ「なんだこれ?でっけーカニが岩にくっついてんぞ?」
    ド「あ、おいバカ造!!それはヌシポケモンだ!!」
    ロ「え?ヌシってなんだ?(分かんないままエンカウント)」
    ド「あーあーあー。このおバカ!!問答無用で戦闘始まるぞ!!」
    ロ「え?……あ?わーー!?カニが動いたっ!!」
    ド「だからヌシだって言ったじゃない!!」
    岩壁に張り付いていていたカニがこっちを見て、強制戦闘開始。


    殺戮モモ爆誕

    ド「無事くさジムも終わったねぇ。次はでんきジムだよ」
    ロ「……ドラ公。ジムが大事なことはわかった。けど、俺やりたい事あるんだよな」
    ド「ん?何だ若造。改まって」
    ロ「俺、水の上を走れるようになりてぇ。帽子買いに行った時、めっちゃ不便だったんだよな……」
    ド「……あー……なるほど?」
    ロ「あとちょっとで街に着くっていうのに、川があって通れねぇとか。小さい沼に落っこって、何度も何度も上がれなくて水に沈んだり、で……色々めんどかったんだ」
    ド「まぁ、移動の便宜は進める上でのモチベか……そうなると、大空のヌシだね。ひこうタイプだから、ついでに次のでんきジム攻略の為のレベリングしなよ。さっきの戦闘で君のモモ君、パモからパモットになったでしょ」
    ロ「おう。モモが進化してまた強くなったぜ。最初からいてくれてるし、どんどん頼りになってくれるよな、モモ」
    ド「パモットってもう一段階進化系があるんだよ。それがまたちょっと特殊な進化の仕方しててね。君、あんまり攻略サイト見てないだろうし、教えてあげなきゃ気づかないでしょ。畏怖い私に感謝したまえ」
    ロ「……殺した(突然の蛮行)」
    突き出された拳にスナァと砂になるドラルク。ナスナスと文句を言いながら復活。コメント欄では死のカウントがされている。
    ド「事後報告やめて貰えますぅ?全く、これだからバカ造は!!教えてやらんぞ!!良いのかなぁ?進化したパーモットはもぉっと可愛いぞぉ?」
    ロ「……う……悪かったよ、いきなり殺して。良いからさっさと教えやがれ下さい」
    ド「それが人にものを頼む態度かバカ造め!!……まぁ、良い。ドラドラちゃんは心が広い高等吸血鬼だ。特別に教えてやろう」
    ドラルクの言葉にコメント欄騒つく。心が広い?や、ドラちゃんって大人気ないよな、ロナルド限定安定のちょろさなどなどが流れる。
    ド「パモットは連れ歩きモードで一緒に1000歩歩いたら次のレベルアップ時にパーモットに進化するのだよ。ほら、さっさとボールから出して歩け」
    ロ「……え、連れ歩き……って、アレ、だよな」
    (甦る殺戮ボタンの記憶)
    ロナルドの様子に、あー、あの配信の、とかあれは笑った、などのコメントが流れ。未視聴者がどういう事?など聞き、前の動画のURIや切り抜き動画の紹介が流れる。
    ド「別に連れ歩けば良いだけで、殺戮ボタンは押さなくて良いんだぞ?」
    ロ「……そ、それなら……良い、かな」
    ドラルクの言葉に、おずおずと画面操作を始めるロナルド。それにコメント欄からどんだけトラウマになってんのwや、レッツゴー慣れておかないと後々面倒だぞ、などが流れる。
    ロ「……え、えーっと……連れ歩きボタンは……Rボタン!……だったよな?」
    えいっと自信満々にRボタンを押すロナルド。それに視聴者が、え?と騒つく。
    ロ「え、あれ?あれれ?な、何でだ!!モモっ!!」
    Rボタンで呼び出されたパモットは、いきなり近くのポケモン達に襲い掛かる。
    そして次々と殺戮を行なっていく。
    ロ「え、えぇ!!モモ、モモ!!やめてモモ!!歩くだけ!!一緒に歩くだけで良いんだよぉ〜!!な、なんでだよぉ!!モモ!!」
    制御不能のモモに、半泣きになりながら必死に声を上げるロナルド。その様子に腹を抱えて大爆笑のドラルク。そのまま笑い過ぎて砂になる。
    コメント欄では、Rボタンじゃなくて、ZRで出せば襲い掛からないんだよ、ドラちゃん、わざと教えてないな?など、コメント欄が流れる。
    そのまましばらくの間それに気づかないロナルドの悲鳴配信となる。
    ロ「やめて!!モモ!!モモ!!言うこと聞いてモモぉーー!!」
    うぇーんと泣き出しモモ、モモ連呼する。後に『殺戮モモ』として視聴者からあだ名をつけられる。

    そして配信後、
    半「モモ、モモと情けない声で連呼するな馬鹿めぇぇぇぇ!!」(セロリと共に殴り付け)
    ロ「う、うぇぇーん、お前を呼んだ訳じゃねぇよぉぉぉっ!!」
    と、シンヨコの路上で吸対のイケメンセロリ隊員と赤い退治人が馬鹿騒ぎしている様が目撃され、SNSで拡散される。更に偶然居合わせた週バン記者により週バンにもすっぱ抜かれた。



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