嗜好品まとめ自機の嗜好品反応

○ヤコ
オシャレな香水
バガラリー人形
色褪せたコミック
古ぼけた文学書
「こういうの、好きな奴って好きだよね。俺も昔は好きだったり集めてたりしてたのかな。なんか思い出せたりするかな？ありがと」

年代物のブランデー
こだわりの地酒
くせのあるチーズ
プレミアムシガー
「ワァーーッ！いいの？サンキュー！楽しみがあるって最高！」

ガーリックチョコフレーク
「美味いんだけど、美味いんだけどニオイがなァ…こう、害虫駆除されてる気持ちになるっつーか……強い刺激が毒薬を連想させるというか…。それがまた面白いんだけど…。あと酒に合うからヨシ。サンキュー」

トマトおでんパン
スシタコス
「そういう発想するか？って、正気を疑うような食べ物ってあるよな。美味いものに美味いもの組み合わせれば、美味いに決まってるみたいな。天才だと思う？俺は馬鹿だと思うね」

擬似肉「せめて教官、が妥当ではないか」
　眉根を寄せて振り返った男の目は、存外なにも言わなかった。軍上がりだという、この男の険は鋭い。吸血鬼の肉体のせいかもしれないが、肌もどことなく青白い。年季の入った軍服と階級章が、戦闘経験の豊富さを物語っている。
　吸血鬼として目覚めると、すぐに寄生体研究や大崩壊のバケモノについて座学を受けさせられた。矢継ぎ早に、資料で見せられた吸血牙装、冥血伝導機構の加えられた武器を与えられた。先生がボロ切れになった何かを見せた。
「俺が使用していた吸血牙装だ。損傷が激しく修復は出来ないが、見ての通り心臓さえ守れば霧散によって生き残ることが可能だ」
　冥血と錬血、立ち回りや吸血行動について実技演習をすると、もう明日にでも隊が組まれると言う。招集を待て、と言うと先生は部屋から出ていくところだった。